すっかりお馴染みになったAKB48の“生誕祭”。今日はこの生誕祭について最近思ったことを…。
AKB48の生誕祭は通常、劇場公演で行われます。公演の当日、もしくは直近に誕生日を迎えたメンバーを、有志のファンが中心になって(※1)お祝いするわけです。主な内容としては、当日の入場者全員に複数のサイリュームを配り、そのメンバーが出演するユニット曲と、全体曲のうちの何曲かでそのサイリュームを振ります。
その他としては、そのメンバーが曲中でソロパートを歌うときは、盛大なコールが送られます。また、しばしばアンコールはそのメンバーのコールで行われたりします。
また、公演の最後にはケーキが運ばれ、そのメンバーのファンに対しての一言や、今後の抱負が語られたり、家族やメンバーからの手紙が読まれたりします(こちらについては、スタッフ側による演出ですね)。
この生誕祭、やはりメンバーも嬉しいようで、初めて経験する子なんかは、感動して泣く子も多いです。「推されメンだろうと、干されメンだろうと関係なく、文句なしにその日は主役」という日が、一年のうちに1回ぐらいあってもいいだろうと、私も思います。
ただ…最近「全員に対してやらなくても良いのでは?」と思うようになりました。というのは、そもそもこの行事は2006年2月10日の増山加弥乃の誕生日から始まりました。ですので、多いメンバーになると、今年で5回目を迎えていたりするわけです。
4回目だとか5回目だとかになってくると、「毎年のこと」になってくるので、やはり当初のような感動は無くなってくるようです。誰とは言いませんが、あまり感動もなく淡々とコメントを述べる子もいます。また、生誕祭は見たい人も多いので、いつにも増して抽選倍率が上がってしまうという弊害もあります。有志側、スタッフ側の手間も掛かりますしね。
まだ経験していない子には経験させてあげたい気もするので、完全に中止するのではなく、「正式な生誕祭を3回やったら、打ち止め(※2)」みたいなルールを作って欲しいかな、と個人的には思います。
※1…初期の頃はスタッフ主導で行われていました。
※2…書き忘れましたが、研究生は正式な生誕祭は行われません(ケーキやコメント等の演出が無い)。有志によるサイリューム配布とアンコールがあるくらいです。