さて、今日は、最近すっかり定番となった?“CD発売記念イベント”をめぐる出来事をいくつか…。
◆熾烈なイベント合戦!“Not yet” VS “Sexy Zone”
ジャニーズの新人グループ“Sexy Zone”(※1)と、AKB48の派生ユニットである“Not yet”が同日にCDを発売し、ウィークリー1位を獲得するために、両者による熾烈なイベント合戦が繰り広げられたとのこと…。
まず、初日は“Not yet”が1位を獲得、まずいと思った“Sexy Zone”陣営が週末の19日に急遽「緊急握手会」なるものを開催。“Sexy Zone”だけではなく、A.B.C-Zというグループのメンバーも駆けつけたとのこと。
それに対抗して“Not yet”側も応募制の「発売記念2ショットチェキ撮影会(参加者は抽選にて決定)」を開催することを発表。
すると、“Sexy Zone”側は翌20日にも「緊急握手会」を開催。A.B.C-Zに加え、先輩グループのKis-My-Ft2のメンバーまで駆り出して、追い上げたとのこと。
その結果、わずか1000枚差で“Sexy Zone”が週間1位を獲得することに。色々思うことはありますが、印象に残ったのは以下のようなこと。
●“Not yet”側がここまで対抗するとは思わなかった。既に2度1位を獲得しているし、今回は“Sexy Zone”側に1位を譲ると思っていたので。やっぱりデビューからずっと1位を続けていたから取りたかったのかな。
●“Not yet”は大島優子がドラマの撮影中で、緊急に握手会を開催したりは出来ない状態だったのが響きましたね。応募制のイベントじゃあ、いまいちインパクトが弱いので。
●個人的には、“Sexy Zone”が1位を取って良かったと思っています。これで“Not yet”が1位を取っていたら、いつも以上に叩かれまくっていたでしょうから…。
●今回の“Sexy Zone”に限らず、今は多くのアイドルが、いわゆる“AKB商法”を取り入れています。でも、相変わらず“AKB商法”で批判されるのって、AKBだけなんですよね。一番規模が大きいからでしょうけど、「他にもやっているグループは沢山いるのに」と思い、ちょっと悔しい気はします。
◆こちらも対決!東京女子流 VS ももいろクローバーZ
東京女子流とももいろクローバーZが共に11月23日に新曲を発売することに伴い、合同で発売記念イベントを開催した…のですが、その参加方法がえらくファンキーというか、「これちょっと、おかしいんじゃね?」状態だったのです。
参加方法:
・ももいろクローバーZの新曲と東京女子流の新曲を同時購入すると、入場チケット(1回目公演(昼) or 2回目公演(夜)どちらか)が1枚手に入る。
・チケットには、それぞれ1番から順番に整理番号が記載され、購入順の番号となる。イベント開催場所の横浜BLITZへの入場は整理番号順。
・CD販売場所は、横浜BLITZから半径15km圏内のどこか(パク)。当日のAM3:00に ももいろクローバーZ、東京女子流のオフィシャルHPにて発表(パク×2)。
・CD販売は当日の朝8:00から。
なんですか、これ。しかも、イベントの開催日はフラゲ日である11月22日。ええ、ド平日です(笑)。学校や会社を休めということでしょうか。
さすがに、チケットは完売せず売れ残ったようです。朝一で買える人なんて、一部の人でしょうし、それ以外の人は、後ろの方の番号になるのが確定ですから、イマイチモチベーションが上がらないでしょうしね。
◆SDN48のラストシングル?の選抜メンバー
SDN48の4thシングル「口説きながら麻布十番 duet with みの もんた」の選抜メンバーが発表されました。メンバーは以下。
穐田和恵、浦野一美、大堀恵、小原春香、佐藤由加理、芹那、野呂佳代、KONAN
AKB48からSDN48に移籍させられたメンバー5人が、見事に全員入っています。これは、ファンの投票によって選ばれた1stシングル以来のことです。
個人的には今回の人選は「本人の意向関係無しにSDN48に移籍させた挙句、解散になったことに対するお詫び」ということかな、と思いました。
※1…“Sexy Zone”は歌詞が面白いですよね。「Mildも地球の裏側じゃ Wildになるよ」とか「Sexy時代を創り出す」とか。何だよSexy時代って(笑)。