日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

受傷1週間で筋繊維はくっつき始めるか

2012-03-10 22:23:28 | ふさおまき(オス)日記

さて一週間目の診断です。

いつもお世話になっている、新宿のスポーツマッサージに参りました。

 

トレーナーさん、笑って「くっついてきましたね。でも、絶対まだ運動したらだめですよ」

先手を打たれる。ほっとくと、試しに少しは走ろうと思われたようだ。

もちろんです。明日日曜日の午前中は、久しぶりにゆっくり一人JOGのために

スケジュールを一時間空けていたのですから。

「ゆっくりでも、だめですか?」

「ここでまた筋繊維が痛んだら、回復が遅れるばかりですよ」

その後、後ろからは上の先生からも一言。

「ウォーキングもだめですよ。蹴り出すときにハムを使いますからね」

これもお見通し。せめて体重コントロールのためにも、クロスカントリーウォークくらいはと思っていたのですから。

あと一週間は安静、歩くのもその後からくらいでしょうとのこと。

肉離れで3週間の運動回避は普通の処置だそうです。

その間は、上半身トレーニングしかありません。

 

さて、治療を受けながらのアドバイスやりとりは続きます。

筋繊維の回復のためには、朝からタンパク質をとった方がいいという話も

出てきました。

うーん、そればかりは無理です・・・ハムやソーセージは、一度ためしたけれど午前中ずーっと

おなかが重くてげっぷが出そうでしたから。

ここは、じゃあお豆腐かお豆でも、というところで落ち着きました。

 

それにしてもやはり私はフィジカル人なのでしょうか。

こういうやりとりだとお話も弾むのですがね。

楽しいですよ、おしゃべりが。体を痛めて損はないと思うくらいには。

 

そういうお話と、鍼灸マッサージを終えて、

今日は酸素カプセルも初体験。

2メートルくらいの長さの円柱形塩ビカプセルに入って、

蚕状態。感覚としては、宇宙船からの脱出装置に入っているような・・・

もちろん想像ですが。

中にはいると、擦過音とともに気体が入ってきます。

酸素濃度の高いエアが注入されて、気圧も高くなってきます。

耳を繰り返し抜きながら、まるで高圧調理法を受けているように体が温まってきます。

耳抜き、大変だー。いつもで続くのかな・・・と不安になった頃、

顔の上だけ透明になった窓のところから、トレーナーさんが

「圧力が上がるのはここまでで終わりですから」と声をかけてくれます。

ほっとして、読書たいむ。

でも、どんな体内変化があるのか気になって、読書に集中できずあきらめます。

指先も温かく感じるのは、きっと血流の増加でしょう。

なんか、頭の方もどくどく血液が流れているような。

ハイプレッシャーのせいか、なんとなく脳にも力がかかっているような気配があります。

低気圧にめっぽう弱いのは登山や峠のドライブでも経験済みですが、

高気圧でどうなるかなんて、これまで考えたこともありませんでした。

せっかくの気体、たっぷり取り込もうと深呼吸も繰り返してみました。

 

そんな興奮気味の自己チェックをしているうちに、50分が終了。

あれ・・ベッカム様のご使用で有名になったこの酸素カプセル、

これまで読んだ体験記だと”使用中は中でぐっすり。目覚めてすっきり”という

こえばかりだったのですが、どうやら初体験に喜びすぎたようです。

カプセルの外へ出たときは、なんとなく晴れ晴れしい気分。

ただいま帰りました!とトレーナーさんに大きな声を出してしまったのは、

高濃度酸素に気分はハイ、だったからに違いありません。

 

高まった気分を作ってくれた血流が、ささくれだった内転筋の修復にも

携わってくれていたことを祈ります。

 

 

 

 

 


人形町で土曜日の夜

2012-03-10 19:42:56 | ふさおまき(オス)日記

 

日中は中央区でお仕事だった彼女と、人形町の近くで待ち合わせをして、

昼ご飯兼の夕ご飯に、洋食の老舗「キラク」さんへ。

気取らない店構えで、がらりと戸をあけるとなかは10人ほどのカウンター席が伸びています。

白木の綺麗に使われたそのカウンターの奥では、二人のコックさんが立ち働き、

女性が一人サービス係です。

町中の、日常の中のキッチンといった感じ。

私たちは、ビーフカツレツと、ポークソテーを注文しました。

ビフカツ、食べたい食べたいと行ってずいぶんお預けだったので、

楽しみです。

オープンキッチンで、すぐに自分たちの料理が作られ始めるので、

期待もどんどん高まります。

分厚いフライパンに乗せられたロース肉、すぐに裏返してふたをしたので、

もう中は見えません。

その間に、玉状に仕込まれたビーフに溶き卵とパン粉がつけられ、

豚と仕上げが同じになるようにしばらくそのままになった後、

大きな揚げ鍋へ投入。ほんの少しの時間で、からっと濃いめのキツネに上がった

ビフカツは3玉で、キャベツの千切りとマカロニサラダを配された皿にのって、

彼女の前に供されました。

油の香りも香ばしく、先に食べ始めた彼女がうらやましいことこの上なしです。

もちろん私のほうにもすぐにポークソテーが、ジンジャーソースをまとって現れ、いっただきます。

ふんわり柔らかく焼き上げられているうえ、上質な肉はナイフを入れても筋にひっかかるなんて

ことはありません。口の中で優しくほぐれて、肉汁とともにうま味が広がります。

すこしずつ、ビフカツとポークソテーも交換して、

さらに端正な肉タンパクのうま味を凝縮した、やや血気盛んなカツをも楽しませていただき、

30分ほどの夕食滞在は終わったのでした。

 

 

なお、彼女は人形焼き2種を買ってくれていました。

そうだよね、人形町だもの。

上の方はあんこ入りの七福神。板倉屋さんで買いました。

下の方はあん抜きカステラ。戦時焼きという異名も持つ、鉄兜や大砲の型で抜かれた人形焼きです。

重盛さん製で、もっちもちの弾力と卵味は、今までのカステラ生地の中では最高のランクです。

 

 

そしてこちらは、食後の人形町ぶらり歩き中に見つけた、

天然たい焼き。つまり職人さんが金型で一つ一つ焼き上げるタイプです。

柳屋さん、一個140円を二人ですぐにいただきました。

たい焼きはね、あんこがあふれそうになるのを火傷覚悟で食べるべし。

 

 

運動してないのに、食べ過ぎですね。