今日の楽しい一日を。
おすそ分けのお写真で。
とりそこないに見えますが、旭川空港に着いて最初にとった写真。
白い世界が目に飛び込んで、アドレナリンが上がった私の記憶をとどめます。
旭川空港の荷物受け取りターンテーブル。
ゴマフアザラシの親子が、荷物を取り間違えないでと訴えます。
しばらくすると、コウテイペンギンも飛んできました。
凍りついた朝。
でも心はうきうきと、大荷物抱えた彼女の足はスキップ気味。
転ばずにホワイトライナー旭川空港⇔新富良野プリンスホテルに乗り込みます。
今日はすいていて、乗客は私たち含めて4人です。
運転手さんは働き者で、空港ロビーでは看板を持って出迎えてくれましたし、
もちろん荷物の積み下ろしもやってくれた上でハンドルを握ります。
お疲れのでませんように。
美瑛のあたりを見渡した車窓風景。
路面温度マイナス1度。
気温マイナス5度と表示が出ていました。
ホテルに到着しましたが、まだ部屋の掃除が済んでいないので
チェックインはできません。3日通しの宿泊者用リフト券(3800円/day)を買い、
まずは更衣室と書いてある、何にも無い楽屋のような部屋でスキーウェアに着替え、
荷物はクロークへ。さらにレンタルコーナーに行って、板・ブーツ・ポールの3点セットを
選びます。
あ、このレンタルコーナーが今年はサービスアップ。
スキーが大好きといった、が体のいいお兄さんが、
「いろいろ板を揃えましたから、好みのタイプを選んでください」という感じで
いろいろ説明してくれます。私は、オールラウンドという164センチの人気タイプをチョイス。
彼女もオールラウンドですが、軽いのが特徴だといいます。
さて、ここではたと困ります。
スキーブーツを履いてしまうと、それまで履いていた靴をどこにやればいいのか?
チェックインさえ終わっていれば、専用スキーロッカーが使えるので
そこに置いているのですが・・やむを得ず、もう一度クロークに行って靴だけ預かってもらいます。
さあ、滑るぞ!と密かに意気込んでいたら、彼女が貴重品を預けに行くといいます。
ややこしいことに、貴重品ロッカーはゲレンデ出口とはフロアーが別なので、
また移動です。しかもフロア間はエレベーターを使うしかなくて、
しかもエレベーターは今年改修工事中で4基のうち2基が動かないので
時間がかかります。
いつ外に出てもいい、マイナス10度に対応する厚着ですから、
この移動だけで汗がダラダラ流れ始め、KO寸前、ギブアップ代わりに昼ごはんを
先に食べることにしました。
寒がりの私とはいえ、保温肌着にウールのタートルネックセーター、
ダウンジャケットの上に、防水のマウンテンジャケットをシェルにしていましたから。
昼ごはんは、数々のゲレンデで昼ごはんを食べてきた中でもNO1だと自信を持ってお勧め
できる、レストラン「十勝」でいただくことにしました。
味のレベルが高く、メニューもオリジナリティーがあり品数豊富、
明るい店内は窓の向こうにゲレンデが見えますし、ホテルの中なので暖かい。
サービスもホテルマンが対応しているので居心地がいいですし、
それなのに値段は他のゲレ食と変わりません。
お腹いっぱい。
いよいよ、さすがにゲレンデへ。
お、出口の前、スキー置き場の配置が換わっていました。
昨年まではホテルの出口すぐにスキー置き場があったのですが、
どうやら上からビルの壁についた氷が落ちてくる可能性があるようで、
少し離れたところに移動していました。
まずは体操とストレッチ、とくに足は入念に。
パウダースノーのゲレンデはどこも滑りやすいのですが、
さらにふわふわを楽しもうと思えば、あまり圧雪をしていないコースに入るのが
お決まり。左のチャレンジーコースへグイーんとカービングします。
そして、レンタルショップのお兄さんがお勧めしてくれた通り、
幅広の板は柔らかい雪の上に浮かんで、スイースイーとスノーサーフィンです。
スノボだともっと浮揚感が楽しめそうです。
これは、マニア風景。
15時まで滑ってチェックインも済ませ、スキーロッカーに来たときのことです。
ロッカー裏に転がった靴とポールは誰が置いていったのでしょう。
子供の足に合わなくなったのか、初心者向けのリアエントリータイプです。
ポールはなんと、彼女が大学時代から長く愛用していたのと同じもので、
かなりん年季が入っています。グリップのプラスチックが割れています。
ひょっとすると、お父さんかお母さんから受け継いだものの、壊れてしまったので
持って帰るのも面倒くさく、人目につかぬロッカー裏に置き去ったのかもしれません。
部屋に入って、温泉に行ったあと、今日の夕ご飯はプリンスパン工房の
お気に入りパンのオンパレードです。
メープルパンにさつまいもスティック、そしてお気に入り中のお気に入りの富良野アンパン。
ショップで買った、カルビーのパンプキンスープに、
マルちゃんのサッポロスパイシースープカレー・ワンタンとともにいただきます。
大満足でした。
あとはまったり過ごして、9時ごろにもう一度温泉に行って、
リフレクソロジーまで施術してもらいました。足から頭へ血をめぐらせてもらうと、
からだはヘロヘロで喉が渇きました。
自動販売機に買いに行ったら、あれれ、ジュースもポカリも売り切れです。
残ったジョージアを買ったら、おいしいんですが眠れなくなってしまいました。
目がらんらん、そんなことも合って、同じような旅日記を
リアルタイム+文章もの+この写真日記と3篇奏上いたしましたとさ。
あ、彼女はもちろん寝てます。