日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

渋谷ニュー駅伝2013 快晴のもと弾んできました

2013-01-20 17:46:11 | マスターズ陸上(オス)

朝8時30分から代々木公園で始まった渋谷ニュー駅伝2013は、第63回渋谷区民駅伝大会でもあり、

大会役員は5時過ぎから集合して準備にあたってくださっています。

まずは敬礼、ぺこり。

 

一般男子の部155チームから始まったレースを応援しながら、

私が参加する地区対抗の部が始まる10時30分までの間に、チームメイトと準備体操して、

応援してといろいろしていると、すぐに自分たちの順番が回ってきます。

今日は快晴・気温10度近く、この季節でも太陽さえ上がれば、JOGだけで汗がにじんできました。

東京国体のマスコット・ユリートも応援。ゆるキャラの周りは、人も集まり

なんとなくほほえましい雰囲気に包まれます。

 

地区対抗の部は、小学5・6年女子から始まり、第二走者は小学生5・6年男子、

第三走者は40歳以上、第四走者は中学生女子、第五走者は中学生男子、

第六走者は高校生以上女子、アンカーが高校生以上男子と決め事があります。

小学生は1350m、それ以外は2900mという、中距離型駅伝です。

 

さて、私は第三走者、これで5年連続の出場となります。

表彰ものだなあ。

とつぶやきつつ、これまでで一番体調がいいかもしれない状態なので、

ややテンションも上がっていたようです。

小学生の女の子と男の子が順調にたすきをつなぎ、

走り始めます。

10位くらいで受け取ったでしょうか、現時点ではまだ結果発表を見ていないので

正確にはわかりませんが、前を走る二人は、同じ地区で別チームの40歳以上です。

持ちタイムは圧倒的に速いこのお二人に、まずは置いていかれないように、

思い切って突っ込みます。

昨年の記録で言えば、キロ当たり10秒以上速い人たちですから、離されるのは簡単ですが、

せっかくの良いコンディションの下、頑張ってみるにこしたことはありません。

1キロあたりには、地区の皆さんが幟をもって応援してくれますし、

彼女はカメラを構えて大声をかけてくれて、

さらにはトラックレースでよく一緒になるランナーたちからも名前付きで応援してもらいました。

大感激です。

どうも、応援には応えたくなる私、少しペースアップしました。

 

体幹サポートタイツとふくらはぎサポートロングソックスの組み合わせが効いたのか、

前足着地で弾む走りはなんとか続きます。

1キロ~2キロは、アップダウンがあるのですが、

彼女によれば上りでもリズミカルに走っていたとのこと。

前を走るお二人の背中は遠くなっていきますが、

2人ほど別チームの方をかわして、順位は上げました。

代々木公園から、今日だけ門が開放されるオリンピック青少年センターにはいると2キロ、

弱点の循環器が過負荷になってきたので、わざと呼吸筋を大きく動かして、

酸素摂取をすこしでも増やすのにやっきになります。

これが功を奏して、なんとか息のリズムが戻ってきたので、

あと500mくらいのところからギアをあげます。

風が流れるのを頬に感じます。

センターの奥を折り返して、再び代々木公園に近づき、ヒマラヤスギを眺める頃には

十分火を噴く余裕が体の奥に出来ていました。

GO!

蹴る筋肉を切り替えます。

強く地面のパワーを得るために、ハムの速筋に念を送るのです。

体が浮くまではいきませんが、膝は上がってきました。

ちょっと大き目の写真で失礼します。

ゴールまで200m、体が動いているうえ、後ろの横断幕が盛り上がっているいいところで撮影してくれたので。

なりふり構わず、弾丸になったつもりで、この30秒後(きっと)、中学生の女の子に襷を託しました。

 

 

やっぱりレースに参加する高揚感はたまりません。

一人練習では出来ない、追い込み続ける感覚が、つらくはあるけれど、

可能性を開いてくれるのです。

よい一日。

大会関係者の皆さん、ボランティアに当たってくれた中学生の皆さん、

チームをまとめてくれた地区世話役の皆さん、

そしてもちろん、襷をつないだチームメイト。

ありがとうございました!ぺこり。