上野の次に向かったのは新木場でした。
シーズンが近づいて来ると、砂場探しが課題になります。今日は府中陸上競技場が空いているのは調べてあったのですが、
彼女に『上野から遠い!一人で行って』とあしらわれたので、少しでも近い夢の島陸上競技場なら、ということで
江東区のHPで見てみると、珍しく個人利用可能になっています。
着いてみると、陸上クラブの子供たちと、自主練の大学生だけ。どこでも好きに走れます。
相変わらず海からの風がバックストレートで逆風になりますが・・・。
二人で軽くジョグ、体操とストレッチの後、私は流しを三本走って、体の動きを確かめます。足首の強いプッシュ、早い腿下の返し、腕のリード。
ゆっくり走る大学生に必死に食らいつく程度のスピードですが、体は浮いて来ました。
そしていよいよお待ちかねの砂場練習に入ります。彼女も一生懸命砂場を耕してくれます。走り幅跳びでは、砂を柔らかくしておくと怪我が少なくなります。
立ち幅跳びを5本ほど。続いて10メートル助走で、振り上げ足のタイミングと、着地の時の足の振り出しを練習します。
体が思うほど上がらないと愚痴ると、彼女が砂場の正面に立って、助走を始める私に、踏み切り板よりも、着地先に意識を持っていくように手招きしてくれました。
助走を20メートル位にセーブしましたが、うまく上に向かう跳躍が何本かできたので終了しました。いつの間にか二時間が経過しています。
知らないうちに夢中に跳んでしまう走り幅跳びおじさん、5月6日の初戦まで後一回くらいは砂庭で跳べればと思います。
(今年初めて来た風の競技場・夢の島。18時にはもう人がいませんでした)