料理長に脱帽

全13品、素材はバラエティーに富み、味は自在に、器の見映えもよく、ことのほか美味しい慶雲館の夕食です。



前菜七種は筍木の芽風味とかアスパラのカラシ風味とか、旬に一手間。先付けは桜豆乳豆腐は、胡麻豆腐の食感に桜の香りが鼻に抜けます。



この旅館のモットーは、海の素材は使わない山の料理。お造りは茜鱒と雪鱒。身延山名産の湯葉もあります。



器もみんな目利きが入っています。
この蓋物は有田焼だそうです。波打つ上物がぴったりとはまり、開けると茶碗蒸し登場！嬉しさ倍増です。



メインは名物『甲州牛の溶岩焼き』、特選甲州黒毛和牛(A5)が富士山二合目の出す遠赤外線で中はふうわりとしたまま焼き上がります。


お腹も一杯！感動しながら、今晩はもうひとつイベントがあります。





23回目の結婚記念日です。
いやいや、頑張って来たねと少しは歩いてきた日々を振り返りながら、
前向きな彼女は本日62個目のイチゴを頬ばって 、今日の幸せを謳歌しているのでありました。

糸魚川静岡構造線

宿の部屋から川が見えます。
対岸の崖がやけに崩れているなと呑気に思っていました。。

でも、、、



それどころの騒ぎではありません。
その名も『フォッサマグナ』
教科書で覚えた、小学生にはオドロオドロしい感じとなって伝わった、大地の裂け目でありました。

宿のガイドによると<対岸の岩盤は日本列島を縦断する世界第一級の大地の裂け目、糸魚川静岡地質構造線の数千年前の破砕帯。その珍しい露呈岩相です。>

なるなる。
それでも腹は減る！



甲州西山温泉『慶雲館』からお伝えしました。

南アルプスでお蕎麦

イチゴ狩りでけっこうお腹も張ったので、笛吹川を南へドライブすること一時間。
昼御飯です。



そば処アルプスさんです。



彼女は御殿(ごてん)そば。とろろ、山菜。天ぷらはクレソン、ヨモギ、ギョウジャニンニク等。




ざるそばは、なかなか気合いの入った、おばあちゃんの打つ、じんわり香りも染み出すソバです。

ミステリーツアーの答

山梨中銀スタジアムのある、小瀬スポーツ公園に来ました。いえ、マスターズの大会ではありません。
第一目的地で十分に活躍するための準備運動です。30分、二人でジョグ。



『ストロベリーファーム石原』さん！
これこそ待ちに待ったイチゴ狩り！
立ったまま食べられる、高い位置の水耕栽培がありがたく、30分の制限時間、タップリ頂きました。


柔らかくて甘くて、ジュワット汁が湧き出します。すごく甘いのがあったり、少し酸味があったり、選球眼が問われるのも、イチゴ狩りの醍醐味です。



左が彼女の戦果、ヘタが58、
右が私で20。
完敗です！

記念日はミステリーツアー？

精神的にも肉体的にも待ちに待った感じの今日。
結婚記念日の旅行に出発します。



朝御飯はこの駅弁です。牛肉とタケノコが甘く炊き上げてあって、朝から食がすすみます。醤油色のおかずも懐かしい味わいで、二人で半分こ。
さて、何処へ向かうでしょうか？



車窓風景、間もなく到着です。