日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

シンガポール旅行 4日目/5日 最後の一日はゆっくり・・・なわけない

2011-08-18 23:49:52 | 旅行記

海外旅行も4日目になると、ようやく体がその国の空気やら人の動きや言葉にも

慣れてくるのですが、休みの旅行だとそのころにもう帰国となります。

5日旅行の4日目とはいえ、明日は朝3時30分ホテル出発の6時フライトなので、

実際には旅行の最終日です。

だから、ゆっくりと、仕事の合間らしく体も心も癒しましょう、

という気持ちでいながらなかなかそうばかりはいきませんでした。

 

朝はまあ、いつもどおり7時のお「おひさま」を国際放送で見た後に、

バイキングをフルーツかき集めていただきます。席もテラスにとってもらい、

まあるい南国の空気の中で、トロピカルフルーツをお腹いっぱいいただきました。

 

食後はすぐに、ジムでのトレーニングへ参ります。

旅行の予定では、日々朝6時に起きてジムモーニングのはずでしたが、

毎日夜も遊んでいたため、せっかくのホテルジムもプールも使えずにいました。

出かけてみると、

さすがにマンダリンオリエンタルのジム。専属トレーナー2人は、サービスマンとしても

一流で、オリエンタルスマイルでドアをあけてくださり、真っ白なタオルとミネラルウォーターを

渡してくれます。

まずは2人で有酸素運動。空中ウォークのようなマシーンを15分並んで歩きます。

心拍は130ほど、シンガポールでは毎日歩いていましたが、心臓を律動させるのは

久し振りです。汗も内側から出てきました。

次にわたしは最近のマイブーム・ストレッチをゆっくりと始めます。

一方彼女は、トレーナーと身振り手振りのやり取りをして、レンジウォークなどを

トライしながら、数分後にはプールへ。

She likes swimming、I like running・・・と言って、

わたしは可愛らしいオリエンタルガールトレーナーに微笑んでいただきます。

そのあと彼女には、ここのマシーンには無い、ハムストリングを鍛えるスクワットやジャンプレンジなどの

練習方法を4種類教えてもらったりして、なかなかハードな筋肉トレーニングをすることができました。

仕上げはランニングマシーンで時速10キロJOGを10分+12キロ5分+17キロ2分+18キロ

1分+12キロ1分+10キロ1分=20分

足が流れたままになりがちなベルトマシーンでも、着地時に母指球の押し方を工夫して、

大腿四頭筋の返しを意識してやれば、グラウンドランニングに近い動きで、間接には

負担の少ないランニングをすることができます。

 

たっぷり汗をかいたあと、彼女を追ってプールへいきます。

ビル街を長め渡すプールは、なかなかに心地よく、なぜ今日まで来なかったのかと

ちょっと残念な心持です。

クロール50mと平泳ぎ100mで、ランニングのクーリングダウンもあわせて行い、

あとはデッキでゆっくりのんびり・・・・でも、時間が無い。今は12時30分。

実は、3時30分にはホテルのスパで、「マンダリンオリエンタルスパ シグネチャースパセラピー」を受けることになっていたため、これからご飯を食べに行くとすると・・・

部屋に戻って着替えて13時、タクシーで中華街に向かいます。

あれ?飲茶を仕様と、「るるぶ」「ことりっぷ」で見つけておいた中華料理店が見つかりません。

一度は道を間違えて、2度目は「ただいま閉店中、再開はあらためってお知らせします」という

張り紙で、店に入ることができませんした。

飲茶はあきらめて、もう一つチェックしておいた、チャイナコンプレックスの中のクレイポッドの

お店へ向かいます。こちらも実はガイドブックの店が夕方のため目的は達成できなかったのですが、そこは小さな店の集まるホーカーのこと、近くに他の店を見つけます。

頼んで10分、土鍋で炊き上げたアルデンテの長粒米に鶏肉や腸詰が入って、味が染み渡っています。熱々をよそって、大満足しました。

ここで14時、タクシーで帰らば余裕ですが、そこはさすがにふさおまき(めす)が許してくれません。お土産を探すこともあって、街をうろうろ、活気と話し声がどこよりもあふれ出る中華民族の集まるこのあたりは、歩いていると元気が出てきます。

そのまま中華街を抜けて川沿いにでると、再開発がすすんでいるようで、

ますますシンガポールの面目躍如というべき、ユニークな建物やお店が並ぶのを見ながら、

1時間の散歩をして、ホテルにこれまた汗だくで帰着したのでした。

こちらは、川沿いにある、ラッフルズ卿の上陸記念の地に立つ像。

 

そして3時30分から夢のスパ。香りと言葉とマッサージで心の開放をしてくれる・・わたし向け。

彼女向けには、まっすぐにパワーを研ぎ澄ますような施術。

ほとんどの時間を深い眠りの中で受けたということもあるのですが、

それ以上にスピリチュアルな雰囲気は、自分と彼女の仲で大切にすることにしておきます。

 

そのころ時は18時30分。空も赤くなってきました。

最後の夕飯は、マリーナ近くのフード・リパブリックへ。

昼に食べ損ねた飲茶と

 

福建式焼きそば、

さらに油条と呼ばれる揚げパンのような

中華炭水化物を並べました。

思えば毎日、B級で楽しみぬいた食事です。

 

カルフールスーパーで、シンガポール調味料やお菓子を買って、

暑さの時間を残すためにアイスクリームなんぞもいただいた後、海岸からの喧騒に誘われて

ホールへ足を向けると、いくつかコンサートが開かれていて、

ずいぶん沢山の人がまだまだ健康な胃を活動させていました。

夜景のマーライオンも遠望。

はじける若者たちも写真に収めて、ふさおまき夫婦はホテルに引き上げ

帰国の荷物整理にいそしむ24時でした。

楽しくて、思い出山ほどのシンガポールに感謝です。

 


シンガポール旅行 3日目/5日 第2稿 SMAPの飛んだマリーナベイサンズ

2011-08-18 00:37:17 | 旅行記

旅の3日目は、お天気が許してくれたので、外へ出かけることにしました。

青空を見上げて、お船を見上げて。

毎日仰角10度で見ていたマリーナベイサンズを、ついに仰角30度で眺め上げ、

地下からエレベーターに向かいます。

(ちなみに、こちらも有名な、ビル内ゴンドラ)

 

57階まで一息36秒で到着。

お船の先端デッキが展望台になっていて、淡路島ほどの広さを持つシンガポールの

ほぼ全域を眺めわたし、またインドネシアの島々まで見渡すことができます。

平らな大地に高層ビルと歴史的建造物、デザイン性あふれる建築物に、湿地や貯水池、

海岸際の再開発地にゴルフ場、海にはタンカーが筏のように沢山浮かんで、

他に似た国をこれまでに見たことがないのを確認します。

ただ、内心はといえば、宙に浮いた船に自分がいることに腹が冷えて、結構腰が引けて

こわごわ歩いていました。

彼女は、キャビン上でジャンプしてましたから結構元気だったので、

楽しい写真を見たい人は個別にお問い合わせください!

ちなみに、この空の船の中央には天上プールもあるのですが、

こちらはホテルの宿泊者専用でわたしたちは入ることができません。

 

さて、高層ビルの高さを楽しんだあとは、花の園へ。

シンガポールボタニカルガーデン、つまり植物園です。

緑濃い南国公園は、都市を忘れるほど広く、無料とは思えないほどよく整い、

花があちこちに咲いています。

売り物のオーキッドガーデンは、別途有料ですが、もちろんお邪魔。

いや、花がぐんとグレードをアップします。

世界各地の原生種もあれば、交配で愛好者が作り出した園芸種もあります。

色とりどりに形もユニークなので、ランは素人でも見ていてあきませんし、

ややセクシーな感じを受けて魅惑の微笑を見るような面白さもあります。

ほらね。

そして、VIPと呼ばれるエリアもあるのですが、そちらは各国の賓客との外交に

ちなんでランの交配種に名前をつけるようで、

プリンセス雅子様のお花も白く輝いていました。

さらに、ランの世界制覇を思わせる、地上に着生といった根の下ろし方の様々や、

岩場や湿地に高山などの環境要素も展示にバリエーションをとりいれています。

原生林の高さ30メートル近いだろうと思われる、気寝を伸ばした絞め殺しの木も。

5ドルは安い。

 

ここで既に2時30分、中心部のオーチャードに戻って、

昼ごはん、さらにはお茶も楽しみます。

高島屋下のフードコートで、わたしと彼女は二手に分かれてそれぞれ好きなものを

持ち寄ります。

わたしはフライド・ホッケン・ミー=油でいためた 福建式 麺

海老の味が基本になって、2色のもちもち麺とからみます。

彼女は、今日も海難飯+煮卵。いずれも4.5ドルで、大満足。

そのまま高島屋の階を変えて、シンガポールのお茶屋さんTWGのティーサロンへ

入りました。

いい客筋です。イギリス人家族、裕福そうなインド人の親子、そして駐在日本人家族。

みなさんお茶とおしゃべりを心行くまで満喫しているご様子で、

お茶はそんな人々のまさに喉を潤す、魔法の抽出物になっています。

わたしはニルギリ、彼女はもう少し色が金色に近い(名前を忘れました)紅茶を頼み、

スコーンも2つお願いしました。ティージャムという、リンゴとベリーを混ぜたような、

すっきりした酸味が初体験のジャムが良く合いました。

 

わたしたちもそこそこおしゃべりをして16時過ぎ、今日のメインイベント、

ナイトサファリに出かけます。

到着したのは17時過ぎで、

20時30分発の日本語トラムという、園内をガイドつきでめぐるバスを予約するために、

早めに受付へ向かったのでした。

しばらく、園の前でお休みして、タイガーバームの蚊よけなんかも見つけて、

19時の開園を待ちます。

バスが出る前には、ウォーキングコースがあって、

夜の森歩きができるのです。

これが実は大ヒット。

小川のほとりで、魚を狙うスナドリネコの姿など、

テレビの自然番組でしか見たことがありません。(あたりまえですが)

声を上げてすべるように移動するカワウソの群れも微笑ましい。

うっすらと明かりをつけて、闇に何とかみえる照度を確保した

ナイトサファリのシーンは、実によくできた劇場のような場所でした。

 

ちなみに、日本語トラムのほうは、あちこち楽チンに見て回れて、

この国のサービス産業にかける熱意のほうにほだされました。

動物見るなら、夜でも自分で歩いて、できるかぎり動物の呼吸に合わせて

立ち止まるのがいいとは思いました。

 

そんなこんなをしていたら、22時。また夜遊びしてしまいました。

タクシーで30分かけて、ようやくホテルにもどった、今日も盛りだくさんの一日でした。

 

 


シンガポール旅行 3日目/5日 曇ってるからラッキー

2011-08-17 08:42:30 | 旅行記

シンガポールでおはようございます、も3日目。

部屋の空調が25度が最高の設定なので、夜はスイッチを切って寝ています。

なのに・・・寒い。長袖と7分丈のパンツをはいて、もちろん羽毛の布団をかぶっているのに、

足から熱は出て行きます。

痛む足に、寒さは禁物なので、朝からお風呂に浸りました。

バスソルトも入れて、ジンワリ汗も出てきたので体調アップ。

彼女も起きたので、朝ごはんにいきましょうの元気がどんどん出てきました。

良かった良かった。

一日雨だった天気予報でしたが、カーテンを開ければ、2割の青空と雲のパッチワークの

空、いわゆる曇りのお天気です。

良かった良かった。

 


シンガポール旅行 2日目第二稿/5日 動物園とふさおまき

2011-08-16 23:10:54 | 旅行記

今日も一日盛りだくさんですが、メインイベントで最高潮の感動に浸ったのが、この出会い。

ジャーん。

知っている人は知っているこの生き物。まさかシンガポールで大接近するとは。

南米のフサオマキさん。

 

しっかり悪い目つきで睨みつけ、フルーツを木にたたきつけて砕いていましたね。

 

そんなわけで、朝から出かけたのが、シンガポール中央部に残された森林・湿地地帯に

作られたシンガポール動物園です。中心部からタクシーでハイウェーを通って25分、

22ドルで到着します。

さりげないナチュラルカラーの入り口が美しいのは、回りが緑に包まれているからでしょう。

その雰囲気に、出迎えてくれるワタボウシタマリンが、この動物園への期待を高めてくれる

とともに、運営方針を教えてくれます。林の中に作られた巣箱周辺、とにかく、すぐ目の前数十センチのところに、

子供を背負ったタマリンが出てきてくれるのです。生き物をできる限り自然環境に近い中で

飼育して、見るほうもできるだけ近づけるように工夫した展示です。

生き物にも観覧者にも配慮しています。

南国のほって置けば緑豊かになる環境ということもあるでしょう。

ほとんど、実際の木、しかも大きく枝を広げて葉をつけた木々にサルが駆け回り、

地面をトラが歩き回ります。

ガラス越しの場合、見るものは数センチ目の前に生き物の姿を見ることができます。

カバやワニがすぐそこを歩く。子供は大喜び。

ちなみに、下の写真でガラスの向こうにいるのはオランウータンのオスです。

ブースかもびっくり。かつてのお仲間、イグアナが声をかけてくれます。

よくできた環境は、動物たちに与えるストレスも少なくて済むようです。

チンパンジーの群れが、5分眺めていても声をださず、パントフートなど全く聞こえないのは

落ち着いて自分の暮らしに没頭できる環境に近いからだと思います。

マントヒヒがエチオピアの絶壁に模した岩の上で、オスが虚勢を張り、

メスが回りでなだめているのもありのまま。

マンドリルのオスメスが、微妙な恋の駆け引きをできるのもまた。

マンドリルのオスは、ちらちらとメスに視線をやっては近づくんとですが、

メスは相手が動き出すと同時に、微妙に”席をずらし”距離を保ちます。

オスがグルーミングでもしようと手を伸ばしたけれど空振り、というジャストタイミングの

振り方を2度も見れば、観察にも熱が入ってしまい、

マンドリルの心のひだに、全く目が離せなくなってしまいます。

最後のほうでは、キリンをはじめとしたアフリカ動物も見せてもらい、

結局10時30分~15時30分まで全く飽きることがありませんでした。

 

シンガポール動物園を出ると、タクシーで彼女が行きたがっている、

市内中心部・オーチャードロードにある高島屋へ。

ここもまた、コンクリートジャングルと揶揄される大都会とは無縁の

高く長く続く大木の街路樹を前に、実に立派な建物が立っています。

中華デザインを取り入れたファッションショップや小物店を覗いて、

もちろんデパ地下にも。

買ったのはお菓子。

バウムクーヘンのような、「クエ  ラピス」

外郎のようなモチモチ感にタイ米独特の香りが漂う「ラピス サグ」

小一時間楽しんだ後はストリートを散歩して、またまたこの街の

デザイン力に驚いて何枚も写真を撮ってしまいました。

帰着は18時、さあ、18時30分には彼女の高校時代の家庭教師様と、

うん十年ぶりの再会です。

 


シンガポール旅行 2日目/5日 立花 隆に起こされて

2011-08-16 09:44:28 | 旅行記

シャンパン入り生月餅ですっかり寝込んだ私たちは、午前4時に目が覚めてしまいうだうだした後、めでたく2度寝。

朝はNHKの国際放送をつけました。

日本のテレビが見られるのは、ビジネスなら歓迎でしょうが、

旅となるとやや複雑な気持ち、というか自分のテレビに対する慣れに反省をしてしましまいます。

日本で録画してきたはずの「おひさま」もやはりオンタイムで画面に映っていれば、

進駐軍に腕相撲で挑む和成さんを応援してしまったりしますし、

続く100年インタビューで、立花 隆 知の巨人が「日本のスーパーが今年6月に

世界最速の処理速度を達成したとき、NHKのニュース報道はわずか2分だけ。

私に言わせれば、オリンピックで金メダルを10個同時に獲得した価値があるはずなのに」

という言葉にひき付けられて、部屋を出られなくなります。

まったく、テレビって・・・

結局遅くスタートした朝ごはんは、まだまだ食べてないものが多いバイキング。

昨日はペストリーだけで我慢した主食は、パンケーキを焼いてもらい、当地で人気の

カヤジャム(ココナッツに卵と砂糖を混ぜているそうな)をつけていただきます。

半径7センチほどの小さいものなので、焼けたもっちり感に強めの味のジャムがあいます。

そして、人生初物はエッグベネディクト。

 

彼女によれば、乾いてしまったバイキングのエッグベネディクトが初体験というのは

一つの不幸だそうでありますが、チーズ系ソースとポーチドエッグとトマトが

弾力の違うミルフィーユとなって楽しいかぶりつきを楽しめました。

油を使っていない卵料理というのも、私のお腹にはちょうど良いですし。

ああ、満腹満腹。

今日は天気も良いですし、お外へ出かけて、夜は彼女のかつての師匠と夕飯を

ご一緒させていただきます。

 


シンガポール旅行 1日目の第3稿/5日 雨のマーライオンからスタート

2011-08-15 22:25:27 | 旅行記

睡眠不足も物とせず、ふさおまきは夫婦で街歩きへでかけます。

マンダリンのような立派なホテルで、ドアマンに「マーライオンはどう行けばいいの」と

聞きつつ、決してタクシーを呼ばないのはなんとなく気がひけるのですが、

徒歩15分といいますから、少しでも歩いたほうが待ちの様子もわかるでしょう。

そんなわけで歩き出そうとしたら、ドアマンが一生懸命あることを繰り返し語って、

注意を促します。キーワードはフラッシュ。

聞いていたときは良くわからなかったその言葉の意を確認したのは、

歩き始めてすぐのことです。

ビルとビルの間を渡ろうとした信号の押しボタンの下には、

「青信号がフラッシュしたら、決して歩き始めてはならない」

つまり、仔細罰則が多いといわれるこの国で、点滅信号で横断を始めるのは

レッドカードということのようです。

しかもですね、青に変わって2~3秒もせずにフラッシュが始まったりして。

今日はそれ以降、信号と見ると走るようになりました。

 

ビルを抜けるとすぐにベイサイド、さすがに淡路島の大きさといわれる島国です。

湾の向こうにビル群が立ち並ぶ風景は、いまさらながらに20世紀に人が成し遂げた

工業的発展の力を感じます。

で、マーライオン。

1972年にできたというこの海水を吐き続ける、

ライオンと魚の合いの子は、意味は良くわかりませんが、

シンガポールをシンガポールらしく見せる風景的位置を占めていることを

知りました。大海原に雄雄しく力を出し続ける偉大なる国・シンガポール!

桟橋を回りこみながら、他の観光客と同じように、吐水をかぶるようなポーズなどで

写真を撮っていたら、雨が降り出しました。

ずっと黒雲が気になっていたので、しっかり傘は用意しています。

それに、街中を歩いていて気がつくのですが、ほとんどのビルや店の軒先は、

歩行者があるく歩道を確保して、ひさしが伸びているため、交差点をわたるとき以外は

ほとんど傘を使わなくてすむので、降り出したからといってさほど濡れ鼠を嫌うほどとは

なりません。

私にはどこを歩いているのかわからなくなりつつ、

ビジネス街を歩いていると、ちょうど昼近くになり、多くの会社員がランチに外へ

繰り出してきました。

いやいや、さすがというほど、男は白いシャツもしわ一つ無く背筋を伸ばして歩き、

女はワンピースをぴったりと着こなしたスリムで足長い人々があるき、

国際都市の力を思い知ります。

ほんとにみんな、格好いいんですよね。

 

私たちは中華街をめざします。

昼ごはんはマックスウェル フードコートに決め、

超楽しみだった、海南飯にありつきました。

フードコートは、公式屋台村といったつくりなのですが、

大体どの店も一間程度の間口で、まごうことなきオープンキッチンで、

次々に料理が出来上がっていくのがなんとも気持ちが湧き立ちます。

定食は4.5ドル、茹でた鳥とそのスープで炊いたジャスミンライス、

そして鶏がらスープに、青菜炒めがつきました。もちろん◎。

 

お腹がいっぱいになったらまた

街歩き開始。緑が多いのが楽しく、さすがに熱帯と思わせる、

うっそうと葉を茂らせる大木や、幹に着生植物をつけた木々が

いくつも目に飛び込んできます。

裏割のような緑道は中華街ショッピング街の裏にあたります。

京都式に長屋がうなぎの寝床になっているのがわかりました。

なかなか可愛いフランス模様とオリエンタルが融合した小物やさんも訪問。

味香園というスイーツ屋さんでは、これも待望のマンゴー スノウアイスも

いただきました。

マンゴージューを凍らせたものを削っているのでしょう、

氷ひとかけひとかけに優しい感触と味がしみこんで、カキ氷とはちがった

アイス冷物を見つけました。

 

もう一つおもしろかったのは、お寺をいくつも見たことでしょうか。

ちょうど盂蘭盆で、どこもお供え物をたんと並べ、読経の声が響きわたり、

私たちも、境内に入ってお祈りをしたりしていました。

そうそう、地下鉄にも乗ってみました。

タクシー料金が安いのでそちらでもいいのですが、

なんとなく外国の都市を歩くなら、多くの人が利用している物や場所を

捕らえたほうが、親近感が深まります。

 

ちょっと疲れたので、マンダリンに戻ってお風呂で体をあたためます。

そして18時過ぎに再出発。

伝統のラッフルズホテルを見に行きまして、100年超の優良企業が今も元気に

営業する様子を見て、感銘をうけるところも多々ありました。

薄暮の庭では、ディナーも始まっています。

私たちは、もう少し庶民的な店へ行きましょうということで、

マリーナスクエアのフードコートに向かいました。

で、いただいたのがXO醤がたっぷり入った焼きそばと、

豚肉の饅頭、そしてペーパーチキンという聞き覚えの無い料理です。

薄紙で包んであげた鳥は、かりかりな上に、

紙で跳ね返された肉汁が皮にかかって、味の深みを増しています。

紙をはがすときに手がべとべとになりますが、それも楽しみの一つ。

デザートのエッグタルトと、大きなカップに入った中国茶を加えて、

15ドル、1000円もかかりません。

楽しいお食事を終えて、帰ってきたら21時近くになってしまったのです。

 

 

 

 


シンガポール旅行 1日目/5日 朝から寒い?

2011-08-15 09:56:06 | 旅行記

朝起きて、窓から見たマリーナベイサンズ。

右手に見える、空のお船を支えるホテルです。

建物の街かも、と思うほど、大きなのも小さなのもデザイン性に富んでいます。

 

マンダリンオリエンタルは、内側が吹き抜けになって、空から光が降ってきます。

中廊下の層が荘厳です。

ただ・・・館内は寒い。

朝ごはんは4階のMELT the World Cafeで。

私の二皿目は、奥のチキンソーセージがヒットの

彼女のは、ガラスに入った黄色いプルプルは何でしょう?

答えは茶碗蒸しなのですよ。

ちなみに、一皿目は写真撮るのも忘れていただいた、

フルーツ盛り合わせ。南国ですよ、さすがに。

パイナップルと、パパイヤ、スイカ、メロンが豪快に切り分けてありました。

パンもペストリーが5種類以上、ホワイトに胚芽にと各種トースト系が5種類以上・・・

パンケーキやワッフルは焼いてくれますし。

もちろん国際都市ですから、中華系のおかゆに焼き豚、インド系のカレー、

白いご飯はもちろんお蕎麦もありました。

これは何日食べても飽きることは無さそうです。

あ、でも明日の朝は、長袖にカーディガンを羽織ってきましょう。

何といっても、部屋の空調を見ると、温度設定が25度までしかないホテルです。

最高温度が25度・・・今の日本では考えられませんし、

いくらなんでも寒すぎましてね・・・

さてとお腹いっぱいの朝9時。

お外へ出かけて、プールやジムは後にしましょう。

まずは、ホテルリポートという感じの、第一日目スタートでした。

 


シンガポール旅行 1日目/5日 深夜のチェックイン マンダリンだよおっかさん 

2011-08-15 03:42:06 | 旅行記

きました~ 午前0時ごろ無事シンガポール国際空港にランディング。

腰痛で苦しみぬいた、しかも隣に苦痛を訴えられるふさおまき(めす)も不在のフライトは

到着してしまえば楽しい思い出。

入国審査も、申請書にフライト番号を書き忘れていることを指摘されただけで、

入国目的も何も聞かれずに、するっと入ってしまいます。

1時近くだというのに、空港は結構にぎわっています。

両替もあいていたので、3万円をチェンジ。

1シンガポールドル=64.18円くらいです。ちなみに成田で1万円だけ、

もしシンガポール空港で深夜の銀行が閉まっていたら、ホテルにもいけないので

両替をしていたのですが、そちらは69円。

東京三菱様、1万円で10ドルの差額が出てしまうのは、あんまりです。

と思ってしまいます。

 

現金も確保して、タクシー乗り場へ行くと、結構な人が並んでいます。

列が3つに折れて、30組くらいでしょうか。

タクシーも次々に入ってきますが、どちらかといえば売り手市場なかんじで、

彼女は、バブルのクリスマスみたいと、私の経験したことの無い状況に例えて

いたほどです。

うまいこと私たちの順番にはワゴン車がやってきて、彼女のでっかいトランクと、

私のアディダスダッフルを楽々放りこみ、陽気な中華系ドライバーは

暗い中でもあっちがロングビーチで夜明けまでみんな騒いでるとか、

足裏マッサージならチャイナタウンがお勧めだよ、20ドルで済む。中心部なら

30~40ドルだ、だとか教えてくれます。

20分ほどで5泊するマンダリン・オリエンタル シンガポールにチェックイン。

ダークな磨きぬかれた黒石のカウンターが美しく、

フロントのお姉さまのやさしい微笑みは、オリエンタルに微笑を潜めつつ、

明るい開放感もある、実に中道を志す、気持ちのいい表情です。

チャイナドレスのそのフロントレディが11階の部屋まで案内してくれます。

ちなみに、この方は案内のために同行してくれて、バッグはまた別にポーターが

運んでくれる分厚いサービスが何とも豪華な気分にさせてくれます。

入ったお部屋は都市リゾート抜群。

眺望のいい部屋にアップグレードしました、と説明を受けながら、

足元から大きく切り取られた窓の向こうには、

 

シンガポールフライヤーの観覧車が丸く青い明かりを描き、

うわさの天にお船を浮かべたマリーナベイサンズも目前に眺めることができます。

さすがに深夜なので、はっきりした写真にはとれないので、

このあたりの写りでご勘弁ください。

 

広々ベットに横たわる前に、お茶をいただきます。

 

ブースカがご紹介するのは、ウェルカムドリンクだという

「アリゾナ グリーンティー」with GINSENG and HONEYと書いてある、

やや甘お茶です。

気分としては、ヨーロッパホテル枕もとのミントチョコに近いかも。

こちらはたしなむにとどめて、暖かいミントティーを入れて、

少しホット落ち着きました。

と、書いているうちにもう3時。

明日は、町歩きと、動物園かな?

おやすみなさい。

そして、5泊5日のお世話になるシンガポールの最初の夜に乾杯です。

 

 


出国審査完了

2011-08-14 17:49:29 | ふさおまき(オス)日記
ロビー内レストランも国外ね、と思わせる店名発見!日本の大衆食堂ってどんな店でしょうね。行けないので、真偽は分かりませんが、きっと江戸っ子のおじさんが、エラッシャイと迎えてくれるのでしょう。
デルタのシンガポール便は満席で彼女と席は遠く離れています。繁忙時の格安券は怖い。