目立たないものの,韓国でひそかなベストセラーというべき雑誌があります。
チョウンセンガク(いい考え,ちょっといい話)
読者投稿を中心に,一日一話形式で「ちょっといい話」が載っています。日本でいえばPHPでしょうか。小型の判型といい,主に駅の売店で売っているところといい,よく似ています。
実は,この内容,日本語でも読めます。(隣の国の人々)
私のブックマークに入れてあるのでお読みになった方がいるかもしれません。韓国庶民の生活感情が生き生きと表れていて,韓国文化を知るうえで貴重です。
ちょっと前に,患者がお世話になった先生に,初めての給料で「パンツ」をプレゼントする話(8月8日)がありました。実は私も韓国女性からパンツをプレゼントしてもらったことがあります。
会社の職員と酒を飲みに行くと,歳が上で,上司でもあるので,たいていおごることになります。私の場合,おごる相手は酒を飲む人に限られます。女性で酒を飲む人が少ないので,勢い,特定の女子職員に立て続けにおごることもある。そうなると相手も負担に感じるのか,お返しに何かしなければという気になったのでしょう。
ある日,いつもおごってもらっているお礼といって,包みを受けとりました。
家に帰って,妻の前で開けてびっくり。ペアの下着セットだったのです。絹製の明るい水色のパンツとパンティー。
「何これ? だれにもらったの?」
妻が疑惑の目で見ます。私のほうは弁解におおわらわ。別に悪いことしたわけじゃなし,弁解する必要もないんですが。
聞けば,韓国で下着をプレゼントするというのはよくあることのようですね。昔は,よく初めての給料で両親に下着(というか,ズボン下とか保温用の肌着)を贈ったものだそうです。
今はパンツ/パンティーのプレゼントが流行っている。洋服やネクタイの場合,趣味が合わないとありがた迷惑になる場合がある。ブラジャーはサイズの問題がある。その点,パンツ/パンティーは,体型からだいたいのサイズがわかるし,別に人に見せるもんじゃないから多少デザインが気に入らなくてもはいてもらえる。
それで,パンツ/パンティーは無難なプレゼントとしての位置を確保しているようです。
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