犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

新型コロナの隔離生活

2021-12-25 23:00:14 | 日々の暮らし(2021.2~)
写真:隅田川(Wikimedia Commons by Jun Maegawa)

 三女の夫のフィリピン人に続いて、四女の夫のスウェーデン人が日本への入国を果たしました。

 出発地の新型コロナ(特にオミクロン株)の感染状況によって、入国後の行動制限に違いがあります。

 フィリピンの場合、制限が少なく、日本入国後はすぐに自宅での自主隔離。ただしうちの場合、孫の保育園の関係で自宅隔離が不可なので、自費で二週間、ホテルに泊まります。

 スウェーデンの場合、最初の6日間は政府指定のホテルで、費用も政府持ちで強制隔離。その後、8日間は自宅で自主隔離となっています。

 A(四女の夫)は成田でのPCR検査で陰性。政府手配のバスで茨城県水戸のビジネスホテルに移送されました。

 自主隔離の場合、行動制限は「名ばかり」で、食事の買い出しのためにホテル近所のコンビニに行くのはOKです。D(三女の夫)が厚労省に直接電話したところでは、人の少ない公園などでの散歩もOKレストランも、空いていれば入っていい(!)といわれたそうで、こうなるとほとんど隔離の意味がありません。

 一方、強制隔離のほうは厳重です。部屋から一歩も出てはならず、食事は部屋に運ばれたもの(選択肢なし)を食べ、飲み物も買いに行けない(水道水は飲んでよい)。バス・トイレ付きの監房という感じです。

(まあ、6日間の辛抱だよ)

 7日目からは娘がマンスリーマンションを用意していて、そこで1か月ほど住み、その間に新居のアパートを探す計画でした。

 しかし、三日目にショッキングな電話がかかってきました。Aが乗ってきたKLM航空の同じ便の乗客に、コロナ陽性者が出たことがわかったというのです。ただしオミクロン株かどうかは不明。

 それで予定は変更され、Aはコロナの濃厚接触者とされ、6日間ではなく14日間の強制隔離になってしまいました。

 クリスマスだけでなく、お正月も独房暮らしとなってしまったのです。

 25日は、次女夫婦とその息子もわが家に来て、AとDもリモートでつないで、クリスマスランチをしました。

 翌26日は、三女の娘の1歳の誕生日でもあったので、誕生日パーティーも兼ねました。

 さらに隔離生活をしている2人の慰労会も。

 Dが泊っているホテルは馬喰横山のアパホテルで、近くを隅田川が流れている。Dは川沿いの道を散歩したり、ちょっと遠くのお弁当屋さんに行ったり、コインランドリーに洗濯しに行ったりと、けっこう楽しそう。日本は2回目ですが、一人で出歩くのは初めてなので、物珍しさもあるのでしょう。

 一方、Aのほうは、部屋から出られないので、一日中スマホを見たり、PCでゲームをしたり。しかしホテルのWifiの接続があまりよくなく、それもストレスになっているそうです。

  二人の隔離が解けて、はやくリアルでウェルカムパーティーをしたいのですが、年明けになりそうです。

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