犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

おばあちゃんの家/チブロ~裏話の続報

2006-10-28 07:11:08 | 日々の暮らし(韓国~2007.7)
続報を発見。

▽おばあさんの報奨問題=去年、この映画の撮影に入った当時、映画会社がおばあさんに最初に支払った出演料は500万ウォン。これとともに撮影期間に2週間に1回ずつ、血圧の高いおばあさんのために定期検診を受けさせるという条件だった。
 しかしおばあさんの家族に最初2か月と約束した映画撮影の日程が長びくと、映画会社側は2500万ウォンを追加で支払い、おばあさんには計3000万ウォンの出演料が渡った。これは最近の主演クラスで活動する新人スターのギャラの半分にもはるかに及ばない金額だが、おばあさんが無名の素人俳優であるうえ「家で…」が低予算の映画として企画された点を考慮すれば、出演料は特別に少ない金額ではないというのが映画業界の人々の意見。
 映画が予想外の「大当り」になって報奨問題が台頭した。原則的にはおばあさんが「ランニングギャランティー」(興行成績によって追加される成果給) 契約を結ばなかったので映画会社側が追加でお金を払う義務はない。
 映画会社側はこの事件が起こるまえに,内部でおばあさんに1億ウォンほどを「ボーナス」の名目で追加支払いすることを暫定的に決めた。しかしこのお金はまだおばあさんに渡されなかった。チューブ側は「映画収入は劇場での上映が完全に終わった後に精算すくのが慣例」と説明した。
 黄ウヒョン・チューブピクチャーズ代表は15日「おばあさんの家族と映画会社の間の誤解はすべて解け,家族は映画会社を信じて待つことにした」と言った。息子の李さんは今度の事件があたかもお金(報奨)の問題のためであったかのように受け取られることをもっとも憂慮しており,この日映画会社側と会ったときも「私は母親を売ってお金を儲けようとする人間ではない」と言って涙を流したとのことだ。李さんはまた「娘が掲示板に載せた文は私に相談なしに書いたもので,私も後で知った」と説明した。
 チューブ側は「家で…」にほとんど全額を投資して製作し,この映画一編で製作コストなどを差し引いても約60億ウォン以上の収益をあげると推定される。

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