写真:朝日新聞(2010年)
大久保にあった韓国つながりの飲み屋が昨年、閉店。その後、同じママさんが新宿三丁目の別のお店で日曜日だけの営業を再開しました。
年が明けて、最初の営業日にD(三女の夫、フィリピン人)を連れて行ってきました。常連さんも次々に来店。10席ほどのカウンター席は満席になり、後から来る一見さんを断るほどの盛況でした。
「大久保と違って、新宿は日曜日も人出が多いね」
「アベックとか」
「アベック! 古い!」
同じような会話を2008年に娘としたことがあります。(リンク)
「今はカップルか」
「それも外来語ですね。日本語(和語)ではなんていうのかなあ」
「恋人とはちょっと違うかな」
「恋人は相手のことだから、恋人同士?」
「恋人もちょっと古いよね。今は彼氏、彼女?」
「つがいは動物か」
三省堂国語辞典(第八版、2022年)を見ると、
アベック 〔フavec=いっしょに〕①〈ふたり/ふたつ〉でひと組のもの。「アベック優勝〔=同じ組織の男女チームなどが、どちらも優勝すること〕・〘野球〙アベックホームラン〔一試合で同チーム二人のホームラン〕」②〔古風〕男女の二人づれ。カップル。「アベックで出かける」
アベックホームラン! ONのアベックホームランと言えば、V9時代の巨人の王と長嶋。長嶋引退後に張本が巨人に来て、OHアベックホームランということもありました。
カップルの意味でのアベックは、〔古風〕となっています。
同辞典の第六版(2008年)には〔古風〕の記載がなく、第七版(2014年)に〔古風〕が付け加えられているところを見ると、アベックが古びたのは2008年から2014年の間ということになります。
2008年に三女が持っていた語感は、時代に先んじていたもののようです。
大久保にあった韓国つながりの飲み屋が昨年、閉店。その後、同じママさんが新宿三丁目の別のお店で日曜日だけの営業を再開しました。
年が明けて、最初の営業日にD(三女の夫、フィリピン人)を連れて行ってきました。常連さんも次々に来店。10席ほどのカウンター席は満席になり、後から来る一見さんを断るほどの盛況でした。
「大久保と違って、新宿は日曜日も人出が多いね」
「アベックとか」
「アベック! 古い!」
同じような会話を2008年に娘としたことがあります。(リンク)
「今はカップルか」
「それも外来語ですね。日本語(和語)ではなんていうのかなあ」
「恋人とはちょっと違うかな」
「恋人は相手のことだから、恋人同士?」
「恋人もちょっと古いよね。今は彼氏、彼女?」
「つがいは動物か」
三省堂国語辞典(第八版、2022年)を見ると、
アベック 〔フavec=いっしょに〕①〈ふたり/ふたつ〉でひと組のもの。「アベック優勝〔=同じ組織の男女チームなどが、どちらも優勝すること〕・〘野球〙アベックホームラン〔一試合で同チーム二人のホームラン〕」②〔古風〕男女の二人づれ。カップル。「アベックで出かける」
アベックホームラン! ONのアベックホームランと言えば、V9時代の巨人の王と長嶋。長嶋引退後に張本が巨人に来て、OHアベックホームランということもありました。
カップルの意味でのアベックは、〔古風〕となっています。
同辞典の第六版(2008年)には〔古風〕の記載がなく、第七版(2014年)に〔古風〕が付け加えられているところを見ると、アベックが古びたのは2008年から2014年の間ということになります。
2008年に三女が持っていた語感は、時代に先んじていたもののようです。
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