「今日、秩父に行きたいんだけど、いっしょに行ってくれる?」
最近、出不精になっていた妻が珍しく出かけたいと言いだしました。
「なんで?」
「連休中にテレビで見たんだけど、チーズ工房があるの」
「チーズ工房?」
「50代で脱サラして、始めたんだって」
「行ってみよう」
開店は12時だそうですが、友人が午後2時ごろに行ったところ、ほぼ完売状態だったということで、開店時刻に着くように、妻と三女と三人で家を出ました。
秩父やまなみチーズ工房
工房という名の通り、小さな手作りチーズのお店です。
秩父の本店(?)以外でも、デパートや道の駅などでも販売しているそうです。
開店5分前に着いたというのに、駐車場はほぼ一杯、20人近い行列ができていました。
「すごい人気だね!」
テレビで取り上げられた効果なのか、取材の前から人気だったのか。
お店はご夫婦(?)でやっているようで、お客さんの対応も一人ずつ。開店後もなかなか順番が進みません。
メニューには10種類ほどのチーズがありましたが、熟成系のチーズは今はないそうで(今の時刻にないという意味か、この時期にはないという意味かわかりませんでした)、フレッシュ系チーズを2種類購入。
2018年の10月に開店したとのことですが、好きで始めたチーズ作り、作った分は短時間で完売、今のところ順調のようです。
「お昼ごはん、どうしよう」
「秩父は何が有名なんだっけ」
「そばかな?」
「わらじトンカツっていうのも聞いたことがあるよ」
「それ、韓国のとんかつじゃない?」
韓国で、日本式のとんかつが普及する前、薄くてやけに面積の広いトンカツが出回っていて、日本人駐在員の間では、「わらじトンカツ」と揶揄されていたのです。
「いや、秩父にもあるはず」
調べてみると、確かに「わらじかつ丼 安田屋」というのがヒットしました。
「よし行ってみよう。駅の近くにもあるけど、こっちのほうがすいているでしょう」
住所をグーグルマップに入れると、ずいぶん細い道に誘導されます。
「合ってるのかなあ」
「あれじゃない?」
お店らしくない民家の前に、行列ができています。店先には、「わらじかつ丼」の赤い幟が。
「お昼は13時半までらしいけど、間に合うかなあ」
しばらく待っていると、店の人がでてきて、注文をとってもらえました。
「初めてなんですけど、メニューは?」
「かつ丼だけです。1枚と2枚と3枚があるんですけれど、あいにく1枚は売りれました」
「はあ、じゃ2枚を3人前」
20分ぐらい待って、通された店内は、外観に劣らずシンプル。節約なのか、素朴さを売りにしているのか。
出てきたのは、でかいとんかつの二枚重ねのどんぶり。カツにはすでに味がしみていて、その下のごはんにも汁がかかっている。ネギもなければ、卵もない。カツとごはんだけです。
で、メニューは、お店の人が言った通り、このかつ丼だけのようです。
2枚、3枚はあるのに、1枚が売り切れというのは解せませんが、たぶん1枚用のカツは、2枚や3枚用のかつより、さらに一回り大きいのだと思われます。
「お父さん、食べきれないから1枚あげる」
結局、わたしは3枚丼を食べることになりました。
それにしても、先に行ったチーズ屋さんといい、このわらじかつ丼屋さんといい、少品種多売の上手な商売をしています。たまたま日曜日だったからかもしれませんが、どちらも完売の勢い。食品ロスも少なそうです。
最近、出不精になっていた妻が珍しく出かけたいと言いだしました。
「なんで?」
「連休中にテレビで見たんだけど、チーズ工房があるの」
「チーズ工房?」
「50代で脱サラして、始めたんだって」
「行ってみよう」
開店は12時だそうですが、友人が午後2時ごろに行ったところ、ほぼ完売状態だったということで、開店時刻に着くように、妻と三女と三人で家を出ました。
秩父やまなみチーズ工房
工房という名の通り、小さな手作りチーズのお店です。
秩父の本店(?)以外でも、デパートや道の駅などでも販売しているそうです。
開店5分前に着いたというのに、駐車場はほぼ一杯、20人近い行列ができていました。
「すごい人気だね!」
テレビで取り上げられた効果なのか、取材の前から人気だったのか。
お店はご夫婦(?)でやっているようで、お客さんの対応も一人ずつ。開店後もなかなか順番が進みません。
メニューには10種類ほどのチーズがありましたが、熟成系のチーズは今はないそうで(今の時刻にないという意味か、この時期にはないという意味かわかりませんでした)、フレッシュ系チーズを2種類購入。
2018年の10月に開店したとのことですが、好きで始めたチーズ作り、作った分は短時間で完売、今のところ順調のようです。
「お昼ごはん、どうしよう」
「秩父は何が有名なんだっけ」
「そばかな?」
「わらじトンカツっていうのも聞いたことがあるよ」
「それ、韓国のとんかつじゃない?」
韓国で、日本式のとんかつが普及する前、薄くてやけに面積の広いトンカツが出回っていて、日本人駐在員の間では、「わらじトンカツ」と揶揄されていたのです。
「いや、秩父にもあるはず」
調べてみると、確かに「わらじかつ丼 安田屋」というのがヒットしました。
「よし行ってみよう。駅の近くにもあるけど、こっちのほうがすいているでしょう」
住所をグーグルマップに入れると、ずいぶん細い道に誘導されます。
「合ってるのかなあ」
「あれじゃない?」
お店らしくない民家の前に、行列ができています。店先には、「わらじかつ丼」の赤い幟が。
「お昼は13時半までらしいけど、間に合うかなあ」
しばらく待っていると、店の人がでてきて、注文をとってもらえました。
「初めてなんですけど、メニューは?」
「かつ丼だけです。1枚と2枚と3枚があるんですけれど、あいにく1枚は売りれました」
「はあ、じゃ2枚を3人前」
20分ぐらい待って、通された店内は、外観に劣らずシンプル。節約なのか、素朴さを売りにしているのか。
出てきたのは、でかいとんかつの二枚重ねのどんぶり。カツにはすでに味がしみていて、その下のごはんにも汁がかかっている。ネギもなければ、卵もない。カツとごはんだけです。
で、メニューは、お店の人が言った通り、このかつ丼だけのようです。
2枚、3枚はあるのに、1枚が売り切れというのは解せませんが、たぶん1枚用のカツは、2枚や3枚用のかつより、さらに一回り大きいのだと思われます。
「お父さん、食べきれないから1枚あげる」
結局、わたしは3枚丼を食べることになりました。
それにしても、先に行ったチーズ屋さんといい、このわらじかつ丼屋さんといい、少品種多売の上手な商売をしています。たまたま日曜日だったからかもしれませんが、どちらも完売の勢い。食品ロスも少なそうです。
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