犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

片道航空券の怪

2018-05-13 22:50:32 | 大阪暮らし

 今秋から、四女がスウェーデンに留学することが決まり、その前のお盆休みに家族でスペイン旅行に行くことにしました。私たち夫婦と3女は、マドリード往復の割引チケットをとり、四女はマドリードからそのままスウェーデンに行くので、行きはマドリードまでの片道切符をとることに。

 ところが、片道あるいは帰りの変更が可能なオープンチケットを買おうとすると、これがとんでもなく高い。

 私たちの往復チケットが10万ちょっと(諸費用別)なのに、同じキャセイ航空の片道は50万円以上。

「そんなはずはないよ」

 ネットで探してもよくわからないので、週末に四女といっしょにHISをたずねました。

 しかし、結果は同じ。

 窓口の人は、片道チケットが高い理由をいろいろ説明してくれました。

「航空会社は、できるだけ往復で売りたい。シーズンオフは、安いエコノミーチケットがたくさんあるけれど、お盆のような時期は高くても売れるので、安いチケットの数が少ない。キャンセルできるチケットとか、プレミアムエコノミーはあるけど高い。片道も、プレエコ並みになってしまうんです…」

 でも、あんまり説得力がなくて、結局、片道がそんなに高い理由はよくわかりませんでした。

「往復のほうが安いんなら、往復買って、帰りは乗らないっていうのもありですか?」

「はあ、可能は可能ですけど…」


「帰りに乗らないと、なんかペナルティーがあるんですか?」


「ありません」


ということで、結局は往復チケットを買いました。

 片道チケットを往復の半額で売れ、とは言わないけれど、8掛けぐらいにしてくれてもいいんじゃないかと思いました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 死ぬのは待て | トップ | ちょっと劇的な再会 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

大阪暮らし」カテゴリの最新記事