犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

ミャンマー人の集会

2013-06-12 23:14:33 | ミャンマー

 久しぶりにミャンマー料理を食べに高田馬場に行きました。

 今まで三回通って、常連になりつつあったマンミャンマーというお店。

 ところが、今回は店の扉が半開きになっていて、外に靴やサンダルがたくさん並んでいた。

 隙間から覗くと、店備えつけの椅子やテーブルが片づけられていて、ござのようなものが敷きつめられ、ミャンマー人らしい老若男女がたくさん座っていました。

 その中に、店のおばさんがいて、私と目が合い、立ち上がって入口から顔を出しました。

「ごめんなさい。今日は大事な話があって、お休みなんです」

「そうですか。じゃ、また来ます」

 大事な話…。なんだろう。

 それで、仕方なく別の店に行くことにしました。

 連れは最近、マレーシアに凝っている。そういえば、近くでマレーシアの国旗を見たことがあった。少し探してみると、ありました、マレーシア料理の店が。

 マレーシア料理というよりは、アジア・エスニック料理という感じの店ですね。

 マレーシア料理(焼きとりとか、鍋物)に並んで、トムヤムクン(タイ料理)とかサムゲタン(韓国料理)もありました。

 ビールは、タイガー(シンガポール)、333(ベトナム)など。

 肝心のマレーシア料理は、あまり特筆すべきものがなく、むしろベトナムの333というビールがよかった。少なくともタイや韓国のビールよりもコクがありました。

「でもね、やっぱりビールはミャンマービールでしょう」

「そうなんですか? じゃ、飲みに行きましょう」

 先ほど入れなかった店のすぐそばにある別のミャンマーレストランに向かいました。

 そこで、ミャンマー料理にモンヒンガー(鯰の煮込みに米麺を入れた料理)を堪能して店を出たところ、ちょうどさきほどの集会がお開きになったようで中からミャンマー人がぞろぞろと出てきた。

 その中に、二人のお坊さんがいたところをみると、どうやら「大事な話」というのは、政治集会などではなく、「仏教講話」のようなものだったようです。



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4 コメント

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Unknown (スンドゥブ)
2013-06-17 17:18:56
一度、カンボジア料理なんていかがですか?

今日のニュースにこんなのがありましたね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130617-00000004-asahi-soci

「レイシストをしばき隊」って...
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しばく (犬鍋)
2013-06-17 21:24:11
私の語彙にはありません。(関西弁?)

カンボジア料理は、学生時代、難民を支援している弁護士さんにさそわれて、行ったことがありましたが、常温の麺の中に、生のドクダミの葉っぱが入っていたりして、かなりワイルドでした。
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Unknown (トムヤム)
2013-06-18 11:03:10
学生時代、関西出身のN君がよく「茶~、しばきに行かへんか~」といっておりました。

意味がわからず驚いた記憶があります。
単にお茶のみに行こうという意味なんですが。
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お茶する (犬鍋)
2013-06-23 23:38:45
お茶する(喫茶店にいく)という表現も、最近耳にしなくなったように思います。
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