犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

世界同時多発妊娠

2020-06-17 23:03:31 | 大阪暮らし
 緊急事態宣言が解除されても、県外への移動自粛が求められていたので、素直にしたがって、3月の春分の日の連休以降、埼玉県の実家には帰省していませんでした。

 実は今、帰省先には次女夫婦が居候しています。夫は昨シーズンで実業団ラグビーの選手を引退、これを機にグループの中の別の企業へ転職したのです。本社は東京にあって、3か月ほど研修を受けた後、赴任地に向かうことになっていました。新型コロナがこんな状況になったので、研修期間がどれだけ延びるのかも、どこに赴任するかも未定という、宙ぶらりんの状態が続いているとのことです。

 そして次女のほうは、待望の赤ちゃんを身ごもりました。結婚してからかなり経つのに子どもに恵まれず、不妊治療をして一度は妊娠したことがあるのですが、残念なことに流産。今回は2回目の挑戦で、今のところ順調に育っています。

 それで、コロナウイルスには人一倍気を使っていて、外食はいっさいせず、お気に入りのラーメン屋にも、回転寿司にも行っていないとのこと。

 五月の連休のときに私が帰ろうとしたときは、「コロナが恐いから帰ってこないで」と言われてしまいました。

 今春就職したばかりの4女も、入社早々、いきなりフルリモート勤務で家におり、私が帰っても家が手狭ということもありました。

 緊急事態宣言が解除されてから、大阪では新規感染者ゼロが続き、「そろそろいいだろう」ということで、先週末3か月ぶりの帰省を果たしました。

 日曜日には、近くの高麗神社で安産祈願をしてもらいました。高麗神社というのは古代朝鮮の高句麗の王子様を祀った神社で、前の天皇皇后両陛下が参拝したときは、韓国でも報道されていました。

 お祓いを受ける場所には、娘しか中に入れなかったのですが、待つ間、娘たちの安産を心より祈りました。

 「娘たち」と言うのは、妊娠したのが次女だけだはないからです。

 昨年の2月に女の子を出産した長女に2人目ができたという知らせを、ひと月ほど前にもらっていました。長女は、いまだに感染者ゼロの岩手県で、コロナのない安心な生活を送っています。

 それだけではありません!

 なんと、フィリピンで外出禁止生活を送っている3女も妊娠したんだそうです。

(世界同時多発妊娠だ!)

 3女の場合、相手がフィリピン人で、結婚もしていないので、私と妻にだけは知らせてきましたが、姉妹にはなかなか言い出せなかったのが、つい最近、家族全員に共有してくれました。

 出産予定は、3人とも年末です。

 とにかく、全員、無事に出産してくれることを祈ります。
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