犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

慰安婦ビジネスさまざま

2020-06-02 23:24:39 | 慰安婦問題
 正義連の不正疑惑は、ナヌムの家の不正に飛び火し、今や燎原の火の勢いとなっています。

 どちらも、元慰安婦を食い物にしていた「慰安婦ビジネス」なのですね。

 ここでもう一つの「少女像ビジネス」とも言うべき問題を、朝鮮日報が報じています。(リンク

 「少女像」は、2011年に、ウィーン条約に違反して、日本大使館の前の設置されたのを皮切りに、韓国内に120か所、海外でも雨後の筍のようにニョキニョキと建てられています。ところが、この像を最初に建てたキム・ウンソン、キム・ソギョン夫妻は、二番煎じの像を作っている彫刻家たちを「著作権法違反」で訴えているそうなのです。

 キム夫妻は、国内外に設置された少女像約140体のうち少なくとも95体を制作し、約31億ウォン(約2億7000万円)を売り上げたんだとか。キム・ウンソン氏は2016年から正義連の理事になってるんだそうです。キム夫妻は、売り上げの一部を正義連に寄付していますが、2018年に6870万ウォン(約600万円)を寄付したにすぎない。少女像製作の原価は1000万~2000万ウォン(約87万~174万円)と推定されていますが、仮に1体当たり2000万ウォンという高めの原価だったとしても、夫妻の純利益は約10億ウォン(約8700万円)に達します。

 李容洙さんは、正義連を批判する会見の中で、「芸は熊がし、お金はトゥエサラムが持って行ってしまった」と言いました。

 正義連がどのような「芸」を仕込んだかというと、元慰安婦たちに、たくさんの募金を集めるため、元慰安婦たちに自分たちが創作した架空のストーリーを吹き込み、日本と日本軍の残酷性、人権蹂躙を際立たせたのです。

 前にも書きましたが(リンク)、

「1944年の10月、16歳のときに、友だちに誘われて(業者に騙されて)、台湾の慰安所に行き、45年8月まで、約10か月間慰安婦生活を送り、一日5~6人の日本兵の相手をしていた」

という内容の証言だったのに、挺対協から、「強制連行のほうがいい、もっと若いほうがいい、学生がいい、もっと長いほうがいい、もっと多くの客をとらされたことにしてくれ」などと言われて、それを素直に受け入れ、証言をころころと変えた結果、

「夜学に通っていた14歳の時、家で寝ていたところを、日本軍人に銃剣で脅されて強制連行され、3年間、一日20人~70人の相手をした」

という架空のお話が出来上がったのです。

 ここで創り上げられた「強制連行された14歳の女学生」をモチーフに、彫刻をつくって、暴利をむさぼったのが、キム夫妻なのですね。

 慰安婦ビジネスは、互いに密接につながっています。
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2 コメント

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シェアさせていただきました。 (skanno)
2020-06-04 08:58:25
シェアさせていただきました。
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ありがとうございます (犬鍋)
2020-06-07 19:55:46
シェアいただくと、アクセス数が跳ね上がるので、うれしいです。
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