私が韓国に来た96年,世の中はまだケータイ時代に入っていませんでした。
そのかわり,ポケベル(今や死語か)が全盛期を迎えてました。韓国のいたるところで,ピッピ,ピッピと鳴っていました(ポケベルのことを韓国ではピッピと呼んでいました。これも今は死語)。
携帯電話も売り出されていましたが,アナログでたいそう高い。150万ウォンぐらいした。
当時,韓国の男は通勤のときかばんを持たないのが普通でしたが,ときおり携帯(かなり大きい)を手にもってこれみよがしに闊歩している人がいた。
「おれは,ケータイ持ってるんだぞ」
「高いんだからね」
「それなりの地位なんだぞ」
みたいな感じで。
けっこうほほえましい風景でした。
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