ネットで目についた記事を紹介します。
SEN3月27日
「林昌勇失投」100分討論'でも甲論乙駁
「おさまらない林昌勇(イム・チャンヨン)の最後の勝負」
第2回ワールドベースボールクラシック(WBC)決勝戦,延長10回表2死満塁(ママ。正しくは2,3塁)で林昌勇がイチローに決勝打を浴びた状況が,「MBC-TV100分討論」でも,最も白熱した議論になった。
林昌勇の失投は,27日早朝放送されたこの番組の最初の話題に取り上げられた。司会者のソン・ソクヒ誠信女子大教授は「結果論ではあるが,このことは確認しないわけにはいかない」と切り出し,パネラーに意見を求めた。
これについて,金ソンハン代表チーム・ヘッドコーチが最初にマイクをとった。金コーチは「金寅植(キム・インシク)監督が,真っ向勝負をするなというサインをはっきり出し,コーチも捕手を通じて投手にサインを伝えた」と強調したあと,「きわどい球で勝負し,イチローが手を出さなければフォアボールで歩かせろと言った」と語った。
金コーチは「どういうわけか林昌勇がボールカウント2-2で,真ん中に平凡な変化球を投げた」と言葉を濁した。
金コーチの話を受けて,許クヨンMBC解説委員は「急造された代表チームでは,往々にしてサインミスが起きがちなもの」と前置きしたあと,「しかし,ひるがえって日本野球でそのような状況に置かれたとき,彼らならどうするかを考えれば,(林昌勇の勝負は)日本ではとうてい容認されないだろう」と釘をさした。
日本のダルビッシュ投手は9回裏,李机浩(イ・ポモ)に3-3となる同点打を打たれたあとの2死1,2塁のピンチで,次の打者高永民には徹底的に変化球の誘い球を投げて三振に打ち取った。このときほとんどの専門家は,もしダルビッシュが高永民にストレートで真っ向勝負を挑んできたとすれば,ヒットを打たれた確率が高いと見ていた。
許委員は,韓国が9回裏,劇的な同点劇を演じて延長戦に入ったあと,理解できない一球で敗れ,悔しさで寝つかれなかったと言った。
一方,芸能人野球チーム「ハン」で活躍するタレントのベ・チルス氏は「9回裏,同点になった瞬間,体内のアドレナリンが出尽くしたので,たとえ逆転勝ちしても,もはや絞り出せる元気がなかっただろう」という言葉で林昌勇の失投をかばった。
しかし,最後にソン・ソクヒ教授は「とはいえ,かえすがえすも残念だ」と笑って林昌勇の失投についての話題をまとめた。
一方,林昌勇が11年間所属していたサムソンの金キム・ウンリョン社長は26日,スポーツワールドとのインタビューで「林昌勇があえて真っ向勝負をしたのだろう」と言い切った。ソン・ドンヨル三星監督もまた,「理解しがたい投球」と述べ,これに関する議論はそう簡単には収まらない。
たぶん,サインミスではなくサインムシだったんでしょう。もしあそこでイチローを三振にでも打ち取って,その裏,韓国が劇的なサヨナラで勝ったならば,「イチローとの真っ向勝負」は美談になり,林昌勇も殊勲選手の一人に指折られたことでしょう。
が,そうは問屋がおろさなかった。
でも,キャッチャーはそんな林昌勇をかばっていますね。
SEN3月28日
姜ミン鎬(カン・ミンホ),「林昌勇先輩のミスではない」
「すべては私のせいだ。昌勇先輩のミスと言われては,いたたまれない」
28日,釜山サジク球場で行われるサムスンとのオープン戦を控え,取材に応じたロッテジャイアンツ姜ミン鎬捕手は,日本とのWBC決勝戦で,林昌勇の失投に話を向けられると悔しそうな表情をみせた。
林昌勇は3-3の同点で迎えた2死2,3塁のピンチ,イチローとの対決で,8球におよぶ勝負の末,センター前への2点タイムリーを許してしまった。
金寅植(キム・インシク)代表チーム監督は試合後の公式インタビューで「敬遠ではないがボールで勝負しろとのサインを送り,捕手の姜ミン鎬もそれを伝えたが,投手が見逃したようだ」,「捕手が交代してサインの行き違いがあったのか,なぜ林昌勇がストライクを投げたのかわからない」と語った。
林昌勇は韓国野球委員会関係者を通じて,「サインを見逃したこともあり,勝負したい気持ちも少しあった」,「ボールを投げようとしたが失投になった」と説明した。
姜ミン鎬は「昌勇先輩といっしょに頑張ったが,結果が良くなかった」,「残念だが悔いのない試合だった。私の力不足で起きたことだ」と語った。
さらに彼は「今回の大会で朴勍完(パク・キョンワン)先輩のリードからたくさんのことを学んだ。先輩のプレーを見ること自体がおおいに役に立った」「試合中,一瞬で打者のクセをつかんでいることに強い印象を受けた。私には,そんなマネはできないので,本当にすごい」とほめあげた。
監督も,「サインを出したのに…」などと言わず「すべては,(敬遠の指示を出さなかった)私のせいだ」とだけ言えば,もっと評価があがったことでしょう(少なくもと日本では)。
SEN3月27日
「林昌勇失投」100分討論'でも甲論乙駁
「おさまらない林昌勇(イム・チャンヨン)の最後の勝負」
第2回ワールドベースボールクラシック(WBC)決勝戦,延長10回表2死満塁(ママ。正しくは2,3塁)で林昌勇がイチローに決勝打を浴びた状況が,「MBC-TV100分討論」でも,最も白熱した議論になった。
林昌勇の失投は,27日早朝放送されたこの番組の最初の話題に取り上げられた。司会者のソン・ソクヒ誠信女子大教授は「結果論ではあるが,このことは確認しないわけにはいかない」と切り出し,パネラーに意見を求めた。
これについて,金ソンハン代表チーム・ヘッドコーチが最初にマイクをとった。金コーチは「金寅植(キム・インシク)監督が,真っ向勝負をするなというサインをはっきり出し,コーチも捕手を通じて投手にサインを伝えた」と強調したあと,「きわどい球で勝負し,イチローが手を出さなければフォアボールで歩かせろと言った」と語った。
金コーチは「どういうわけか林昌勇がボールカウント2-2で,真ん中に平凡な変化球を投げた」と言葉を濁した。
金コーチの話を受けて,許クヨンMBC解説委員は「急造された代表チームでは,往々にしてサインミスが起きがちなもの」と前置きしたあと,「しかし,ひるがえって日本野球でそのような状況に置かれたとき,彼らならどうするかを考えれば,(林昌勇の勝負は)日本ではとうてい容認されないだろう」と釘をさした。
日本のダルビッシュ投手は9回裏,李机浩(イ・ポモ)に3-3となる同点打を打たれたあとの2死1,2塁のピンチで,次の打者高永民には徹底的に変化球の誘い球を投げて三振に打ち取った。このときほとんどの専門家は,もしダルビッシュが高永民にストレートで真っ向勝負を挑んできたとすれば,ヒットを打たれた確率が高いと見ていた。
許委員は,韓国が9回裏,劇的な同点劇を演じて延長戦に入ったあと,理解できない一球で敗れ,悔しさで寝つかれなかったと言った。
一方,芸能人野球チーム「ハン」で活躍するタレントのベ・チルス氏は「9回裏,同点になった瞬間,体内のアドレナリンが出尽くしたので,たとえ逆転勝ちしても,もはや絞り出せる元気がなかっただろう」という言葉で林昌勇の失投をかばった。
しかし,最後にソン・ソクヒ教授は「とはいえ,かえすがえすも残念だ」と笑って林昌勇の失投についての話題をまとめた。
一方,林昌勇が11年間所属していたサムソンの金キム・ウンリョン社長は26日,スポーツワールドとのインタビューで「林昌勇があえて真っ向勝負をしたのだろう」と言い切った。ソン・ドンヨル三星監督もまた,「理解しがたい投球」と述べ,これに関する議論はそう簡単には収まらない。
たぶん,サインミスではなくサインムシだったんでしょう。もしあそこでイチローを三振にでも打ち取って,その裏,韓国が劇的なサヨナラで勝ったならば,「イチローとの真っ向勝負」は美談になり,林昌勇も殊勲選手の一人に指折られたことでしょう。
が,そうは問屋がおろさなかった。
でも,キャッチャーはそんな林昌勇をかばっていますね。
SEN3月28日
姜ミン鎬(カン・ミンホ),「林昌勇先輩のミスではない」
「すべては私のせいだ。昌勇先輩のミスと言われては,いたたまれない」
28日,釜山サジク球場で行われるサムスンとのオープン戦を控え,取材に応じたロッテジャイアンツ姜ミン鎬捕手は,日本とのWBC決勝戦で,林昌勇の失投に話を向けられると悔しそうな表情をみせた。
林昌勇は3-3の同点で迎えた2死2,3塁のピンチ,イチローとの対決で,8球におよぶ勝負の末,センター前への2点タイムリーを許してしまった。
金寅植(キム・インシク)代表チーム監督は試合後の公式インタビューで「敬遠ではないがボールで勝負しろとのサインを送り,捕手の姜ミン鎬もそれを伝えたが,投手が見逃したようだ」,「捕手が交代してサインの行き違いがあったのか,なぜ林昌勇がストライクを投げたのかわからない」と語った。
林昌勇は韓国野球委員会関係者を通じて,「サインを見逃したこともあり,勝負したい気持ちも少しあった」,「ボールを投げようとしたが失投になった」と説明した。
姜ミン鎬は「昌勇先輩といっしょに頑張ったが,結果が良くなかった」,「残念だが悔いのない試合だった。私の力不足で起きたことだ」と語った。
さらに彼は「今回の大会で朴勍完(パク・キョンワン)先輩のリードからたくさんのことを学んだ。先輩のプレーを見ること自体がおおいに役に立った」「試合中,一瞬で打者のクセをつかんでいることに強い印象を受けた。私には,そんなマネはできないので,本当にすごい」とほめあげた。
監督も,「サインを出したのに…」などと言わず「すべては,(敬遠の指示を出さなかった)私のせいだ」とだけ言えば,もっと評価があがったことでしょう(少なくもと日本では)。
他に見ている人たち(第三国)と雑談しましたが、個人個人がヒーローになりたがっている結果そういうプレーになっているのではないかという意見でした。非常にうまいプレーヤーもいるのにいかされていないと思ったことでした。野球の記事を読んで共通していることがあるように思いました。
日本でも,政治の世界では一般的のようですが…。
(秘書が悪い…)
ホッケーに似ている競技のようですね。
うちの娘が二人,グランドホッケーをやっているのですが,やはりチームワークが重要ですね。
おっしゃる通り,韓国が苦手とする部分かもしれません。