食べ物に関しては収穫は多くありませんでした。今までご紹介したもの以外には…。
日本食のビュッフェ(昼食)
何もアメリカで日本食を食べなくてもとも思いましたが、出張先のチームとの会食だったので、店の選択に口をはさむわけにはいきませんでした。カリフォルニアロールをはじめとしたカラフルな創作寿司の数々は、目を楽しませてくれるばかりでなく、味もなかなかいけました。アボガドと寿司の相性がいいことは知っていたけれど、チーズも悪くないことは知りました。
メキシカン料理(昼食)
前菜に出たトルティーヤは、チリペーストまたはアボガドペーストをつけて食べる。これがおいしくてパクパク食べているうちにお腹がいっぱいになってしまった。メインには、サラダの上にマトンのサイコロステーキが載っている料理を注文しました。これも悪くなかったです。
イタリアンにも行きました。ひどいイタリアなまりの英語を話すご主人でした。私はラビオリを注文し、量的にはちょうどよかったのですが、同僚はラザニヤを注文し、その量が半端じゃなかった。半分ぐらいまでは快調なペースで食べ進んでいたものの、後半戦は相当げんなりしているようすが傍目にもわかりました。味は…。ちょっと薄味、というか大味で、日本にあるイタリアンのほうが日本人の口には合うかな。
朝食はホテルのビュッフェが高かったので、ホテルとは別のフードコートで食べました。
コーヒーはセルフサービスで「ハウスブレンド」というレバーをひくと、コーヒーがドバーッと出てきた。薄めで香りはほとんどなし。
「おお、これが本場のアメリカンか」
と変に感心したものです。レジのおばさんがおしゃべりで、レジを打ちながらいろいろ話しかけてくる。
「ああ、このパンケーキは新製品なんですよ。昨日、私も食べてみたけど、とてもおいしかった。あなたは賢い選択をしましたね」
(たかがパンケーキで、賢い選択かあ…)
オムレツを注文したら、付け合わせとしてベイクドポテトが山盛りで添えられていた。ジャガイモの原産国ペルー出身の同僚は、「ジャガイモは朝の食べ物ではないのに…」と憮然とした表情。私はジャガイモが朝食として不適切とは思いませんが、なにしろ量が多すぎた。出されたものを残すのはポリシーに合わないので無理して食べましたが、その日はずっと会議中にガスが発生して困りました。
最終日、そういえばアメリカ文化の代表たるマックを食べてなかったことに思い当たりました。
帰りのJFケネディー空港で探すと、マックはなかったけれどもマックの宿命のライバルであるバーガーキングがあった。それでダブルワッパーとポテト、ダイエットコーラのセットを注文しました。
店員は若い白人女性。たぶん10代でしょう。非常に無愛想です。私の前のアジア系少女二人への対応はひどかった。内容は聞き取れませんが、食ってかかるような態度でした。何か個人的にむしゃくしゃしてることでもあったのかな。で、私が注文を終えても、奥にその注文を伝えている様子もなく、次の注文を受ける。5人分ぐらいの注文が溜まったところで奥へ伝えていました。結局、注文してから品物を受け取るまで10分弱かかりました。
別の店で昼食を買っていた同僚はすでに食べ始めていた。
「遅かったですね」
「まったく。これじゃファスト・フードとは言えないね」
日本で慣れているファストフード店の、マニュアル的、自動人形的な受け答えは決して感じのいいもんじゃないけれど、てきぱきと機敏に行動するところは元祖アメリカよりずっとすぐれていると感じました。バーガーキングは韓国でときどき食べましたが、味は基本的に同じだけれど、アメリカのほうがいくぶん大きくて、味も大味に思えたのは気のせいか。ダイエットコーラの味は日本のものと同じでした。
私の初めてのアメリカ訪問の締めくくりとして、あまりよい印象をもてなかったのが残念でした。
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