犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

刑事と警部

2011-06-26 22:33:54 | 日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)


 刑事コロンボのピーター・フォークが亡くなったというニュースが流れました。

 刑事コロンボといえば、私が中学生のときの人気テレビ番組。家族じゅうで欠かさず見ていたことを記憶しています。

 本で親しんでいたシャーロック・ホームズやアガサ・クリスティーとは違った魅力がありました。

 何が魅力的だったのか。さえない風貌、鈍そうでいて、立派な肩書の知的犯罪者をじわじわと追い詰めていく展開、刑事ものとしては珍しく最初から犯人がわかっているという筋立て…。

 ピーター・フォーク氏は享年83歳。アルツハイマーを患い、最後は自分が誰かも認識できない状態だったようですね。

 ところで、コロンボの肩書は正式には警部補。だから、本当だったら「警部コロンボ」のほうが正しかったのかもしれません。

 警部で思い出すのは「ペッパー警部」。ピンクレディーのヒット曲ですね。ピンクレディーは、ちょうどコロンボが流行っていたころ、一世を風靡したアイドルです。

 私は当時も今もアイドル歌手にはほとんど興味がなかったのですが、なぜ記憶に残っているかというと、高校生のとき、同級生にピンクレディーの親衛隊の隊長がいたからです。新曲が発売されると同時にその振りを休み時間に練習していました。彼のせいもあって、合唱祭のときのわがクラスの自由曲が「カルメン’77」。合唱曲に編曲された「カルメン」を歌わされる羽目になりました。

 そのピンクレディーが昨年再結成されたというから驚きです。私より年上のはずだから50歳以上。テレビで垣間見ましたが、ある程度年齢を感じさせるとはいうものの、50歳以上には到底思えない。たいしたものです。

 往年のスター復活といえば、クルム伊達公子もすごい。

 今年のウィンブルドン、40歳にして、ビーナス・ウィリアムズのパワーテニスに善戦。フルセットで、もう少しで勝ちそうなところまでいった。まだ残っているダブルスのほうでの健闘を祈ります。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 急行シリーズの短所 | トップ | 歯薬 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)」カテゴリの最新記事