週末、小腹が空いたので家に買い置きしてあったチキンラーメンを食べました。
なんか古めかしいなあと思ったら、「復刻版」でした。1958年の発売当時のデザインがそのまま。(→写真)
いちばん上には
INSTANT COOK CHIKIN RAMEN
インスタントとクックは英語だけれど、チキンラーメンはローマ字という不揃いが楽しい。
左下に
NSS
というアルファベット。きっと日清食品の頭文字なんでしょう。
右下に
昭和の大発明 復刻版
確かに日本人が生んだ世界的な大発明ですね。
中央には大きな文字で
即席 チキンラーメン
即席という言葉もなつかしい。
その右下には
謹製 味付不要
謹製…。
今や和菓子あたりにしか見られない「謹製」の言葉。
辞書には「謹んで作ること」とあります。
チキンラーメンって、謹んで作ったんだ…。
裏の食べ方には、鍋で煮るほうがおいしいと書いてありますが、ここはあえてお湯だけで作ることに。
麺を丼に移し、発売当時にはなかったはずの生卵を載せるためのくぼみにきちんと生卵を落とし、熱湯を注ぎ、ふたをしてしばし待つ。
日清食品創業者、安藤百福がチキンラーメンを発明するいたった苦労を偲びながら、謹食しました。
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