親子コミュニケーションネタとしては1月半ぶりになりますか。
すっかりサボってしまいました。
先日、日曜礼拝という法座があったのですが、そこで座談会にご一緒した方のお話が心に残りました。
その方は、仏法に触れて自分の受け止め方が変わったということも含めてのお話でしたが、普段の親子の関わりにも通じることなのでこちらのカテゴリーで使わせていただきます。
思い・想い・願いというものは、普通は私が持てば私だけのもののように思うのですが、人との関わりの中でそういう「思い」が水が流れていくように連鎖して通じていくことを感じます。
Aさんには2人の子どもが居られます。
実際はどうか知りませんが、Aさんの目にはいつも喧嘩している姉弟と映っているようです。
あるとき、Aさんは姉のほうにゆったりと関わる時間を持ったそうです。Aさん自身に気持ちの余裕があったと聞きます。
その後、弟に優しく勉強を教えている姉の姿があったそうです。
自分が優しい気持ちになれるとき、その気持ちを受け取った姉が弟に対してもその優しさで接していく…「思い」が伝わって流れていくんですね。
私も子どもたちを見ていると思うのですが、親が誰かにきつくあたると、その子は下の子に対してきつくあたっています。
上の話とは逆の連鎖ですが、こういうことってありますよね。
また、そういうときの姉から弟への言い方が、母親や私の口調にそっくりでドキッとします。
私の伝えた「きつさ」がどんどん流れていくんですね。
ですから、まず私が「優しさ」を流してあげることが出来ればいいですね。
でも、まず誰かからもらえれば、容易に次の人に流せていけそうです。
Aさんは、仏法と触れ合うことで、仏様からのあたたかいものを受け取っていることを喜んでおられました。
そのことは、また別の機会に。
34-「まず家庭で話し合ってみる」
33-「親の6大NGワード」
32-「がんばれ」と「がんばる」と「がんばった」
31-話を最後までちゃんと聞く
30-21~29のまとめ
20-11~19のまとめ
10-1~9のまとめ