コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

いいこと わるいこと (日曜礼拝 法話)

2011-06-21 03:08:31 | 真宗

ちょっと更新が滞ってました。

いえ、元気にはしてましたよ。

というか、元気でなければやってられないほど毎日の予定が詰まってて、体調維持のためにはブログの更新を犠牲にして少しでも睡眠を…と。

 

この間にはミニカンでの気づきもありましたし、PTAがらみで地域の会合に参加したり、3回目の小P連理事会があったり、真カ研月例会で新たに始まった今年度の論文輪読で気づいたことも。

 

他にも支部長研修会と、事務局ミーティングで「親鸞聖人750回大遠忌」の打ち合わせを進めたりもありましたね。

その事務局ミーティングのために、skypeをPCにインストールしたのですが、デスクトップでうまくいかず、サブのモバイルノートにインストールしなおし、予定していた時間に接続できずにメンバーに迷惑かけたりもありました。

さらには、そのskypeインストール以降、デスクトップの挙動がおかしくなり、今も恐る恐るPC利用してます。

 

そんなばたばたした状況ですが、そのなかでも一番責任の思い「日曜礼拝 法話担当」を昨日済ませました。

 

大体、年に1回くらい引き受けてる「日曜礼拝 法話」です。

今年は「罪悪観」をベースに「いいこと わるいこと」をテーマに話しました。

 

最初に一般的な善悪のことを押さえるために、今年PTA会長をすることで深く意識する事になった市P連の活動から、「マ・モ・ルを守る」運動のことを話しました。

「マナー・モラル・ルール」のことを説明し、それを守ることはとても大事なことだと。

(大人の人はぜひ見本となって、「マ・モ・ルを守る」を大事にしてくださいというアピールもしっかりと含めて)

次に子どもの聖典を開き、仏さまの目から見た「わるいこと」を題材にします。

「この中のことをひとつでもしたことがある人」と問いかけたところ、ほとんどの子どもが(大人は当然)手を上げてくれました。

「どれをしたことがある?」と尋ね、出て来た答えを黒板に書き、「これをしたことがある人?」と念押しで尋ねます。

「ころす」「うそ」「あらいことば」「二枚舌」…

小さいながらも、ほとけさまが教えてくれた「十悪」を意識してくれます。

次に色を引き合いに出し、いいことは白、わるいことは黒というイメージを共有。

白い絵の具に黒い絵の具を一滴たらしたら白ではなくなる。

そこにどれだけ白を重ねても、黒が入った事実は消えない。

 

と、こうして「わるいこと」の認識と、それを行ってる認識、さらにはそれは消えない事実として「わたし」の中にあり続けることを話しました。

 

レジュメはここまでで、「罪悪」を意識させることで終わるつもりだったんですが、話してるこっちの方が「このままでは気持ち悪い」という感じに捕らわれ、ついつい「だからこその南無阿弥陀仏」ということを追加。

ちょっと畳み掛けるように話したんで、伝わり方は弱かったかもしれません。

 

スタッフのM君が、録音した音声データーをすぐにアップしてくれました。

firestorage」でダウンロードできます。

 

 

しかし、こうして音声データで残ってるのを聞くと…早口なところが多いなぁ。

それに自分で思ってる声とぜんぜん違うし…。

 

後の反省会で聞かせてもらったけど、法話の後の分級座談会でしっかり聞いてくれてたようで。

かなりほっとしました。

 

このことが一段落したんで、できるだけ先週のいろんな出来事を振り返って、ブログにしていきたいなと。