昨年、私が講師を引き受けて「カウンセリングに学ぶ子どもとのコミュニケーション」というお話をさせていただいた委員会。
昨年のエントリーはこちら
今年はかねてから念願していたNさんをお招きして発達障害のことをお話していただいた。
PTA会長を引き受けたご縁で、昨年のはぐくみ委員の取り組みで発達障害について学ばせていただいた。
で、これまた不思議なご縁で、一緒にカウンセリングを学んでいたNさんとこの話題を共有できた。
さらに、Nさんが積極的にワークを開いてこのことをお話されていることを聴き、私もワークに参加させていただくことも出来た。
さらには京都で立ち上げられた「みんなで発達障害を考える会」にも参加させていただくことが出来た。
そのときの模様はこちら
他にもブログに紹介しきれていないだけで、いろいろと学ばせてもらっている。
そんな時思うのは、もっと多くの人に「Nさんの話を聞いてもらいたい」ということ。
今回は学校行事を”利用”して、講師としてお招きし、委員会の参加者にとどまらず声をかけて参加していただいた。
その思いの根っこにはNさんの発達障害グループワークへの関わり方がある。
”学び”ということには様々な側面がある。
やはり専門家の言葉は重く、アカデミックなものも含めて”公的”な言葉だ。
それらは学んだ気には確かになるが、一人一人の状況に合わせた機微こととなると物足りなかったりする。
そうすると、誰にでもあてはまるものより、より身近な視点のものが響いてくる。
今回は、ご自身の”保護者として”伝えたいことを”学校現場の先生”に伝えるためにNさんが工夫されてきたことがベースになっている。
まさに、困っている保護者にも先生にも、具体的なところで通じ合うための”共通理解”の部分をお話いただけた。
今回の企画が実現するとき、具体的に何人かの顔が浮かび、「この人に聞いてもらいたい」と思った。
企画が具体的になってからの日数が短く、その願いはすべてが報われることはなかったが。
今後、別の形でもNさんといろいろ企画していこうと話し合った。
(盛り上がりすぎて、気がつけば4時間飲み続けてた)
一度に大会場で数百人に聞いてもらうような性質のものではないが、一人聞かれた方が数人に紹介し、あちこちで話がつながるようになれば素敵だと思っている。
Nさんじしん、様々な形でワークを開かれているので、情報はぜひこちらから。
ご本人の熱い思いも満載されたブログですので、ブックマークをぜひ。