なんだか、憂鬱な気分だ。将来、銀行の中で担ってみたい仕事は、年齢や、諸事情により、限りなく配属される可能性がゼロになったようだ。
まあ、「銀行員らしくない銀行員」で、一般の銀行員ではありえない特殊なキャリアなので、全うな仕事につけると考えるほうがおかしいのか?
でも、俺って、何のために今まで学び続けてきたんだろう・・・すべては会社をよくするため、微力であるが、このスキルが役立つならと、老体に鞭打ってがんばってきたのに・・・私は会社が好きだが、会社は私を必要としていないらしい。
ここにきて、「大学院を出たら、うちで働かないか」といってくださった多くのありがたい先達の顔が思い浮かぶ・・・
今までは、愛社精神の下、きっぱり断ってきたが、なんだか、馬鹿らしくなってきた。そう、俺は馬鹿だ。馬鹿正直の愚か者だ!お人よしのスットコドッコイだ!
本部で事務企画をした際、自画自賛であるが、かなりがんばったつもりだ。自分の企画したものをすべて取っ払うと、開店休業になるくらい(本当!)、仕事の効率化、社員の省力化に貢献したと自負している。
しかし、経営や、人事の企画をするのは、若手のホープでないといけないらしい。私は少々歳をとりすぎたし、回り道もしてきた。その分、とてつもなく学んできたと思っているのだが、そういう点は評価されないらしい・・・
社内の方は評価しないが、外部の方は過分に評価してくださる。自分のスキルを社会に役立てるにはどうすればいいのか・・・将来の展望に大きく悩むところである。
なんだか、突然リストラされた中年みたいな愚痴であるが、まあ、たまには、こういうのも許してください・・・