連休中日は・・・

外出せず、読書三昧の日を過ごした。現在読んでいるのが、本日10冊目の本である。

本日、9冊目の本が「サラリーマンなんか今すぐやめなさい」という、堀紘一氏が書かれた本である。共感するところもあれば、そこまでは無理！というところもある。

特に共感すべきは、P.124にかかれてある「何をおいても自己投資」という一文である。「２００万円という額は持っているだけではなんの魅力もありませんが、自己投資に使おうとしたら、これは相当に使いでがありますよ。」と言及されている。

一般庶民の私にしてみれば２００万円も大変魅力的な額なので、単純に首肯することはできませんが、自己投資が大切な点は私も常々思っていること。

しかし、氏の意見と異にする点は、見返りを求めるか、否かという点。氏は、若いうちに自己投資しておけば、将来、この程度のお金は当然リターンされるというもの。

私は、自分の市場価値維持のための必要経費であり、サラリーマンを続けていく上で、新たな知識を仕入れることは当然のことなので、将来の見返りを前提に自己投資をしてはならないという考えである。

なまじ、見返りを前提に自己投資をしてしまうと、リターンを追い求めて自分を見失うことになりかねない。そんな生活を続けるほど、私は精神的に強くない。

あくまで自然体。実は熟すれば、自然と落ちるものである。自然の摂理に従って行動すれば、やれ、裏切られただの、見誤っただの、後悔することも少なかろう。

あるかないかもわからない「人生のワンチャンス」に備えて、常々、自己研鑽を怠らぬようにするだけである。