「他の人なら1時間かかる仕事を10秒でやる」
前の記事でこんなことを書いてしまった。「嘘つけ!」といわれそうだが、あながち、嘘ではない・・・
部下から出てきた伝票類は、長くても10秒で判断し回付するのが、私のポリシーだ。早ければ、数秒!まさに、秒殺の世界。
もちろん、稟議関係とか読まなくてはならない書類はもっと時間をかけるが、トヨタ顔負けのジャストインタイムが職場で繰り広げられる。
標準時間を大幅に圧縮し、部下の手待ち時間がほとんどないわけだから、仕事は時間内に完了するのが当たり前である。
なぜこんなことができるか?それは、自分のキャリアに起因すると思う。
1.本部で手続を作っていた=手続熟知
2.本部でバックオフィスの事務をやっていた=事務工程熟知
3.本部でリスク関連の企画をしていた=トラブルのポイント熟知
4.常に最新の知識を習得
5.本部との太いパイプ
6.トヨタ生産方式等作業効率の研究
ただ単に経験したというだけでなく、各項目でトップ水準であったのだから、瞬時にして、ポイントを見極め、過去のトラブル事例を想起し、チェックするわけだから、間違えはない。
自分ひとりのスキルにしておくのは、本当にもったいないのであるが、いまだ、このスキルを習得できたものはいない・・・