日進市にある年代不明の塚。
どう見ても古墳。でも、年代不明だから、後世の土饅頭かもしれない。日進市指定の文化財。岩崎城から赤塚駅に帰るバスの車窓から撮影。日進市の説明は以下の通り。
指定年:平成25年指定
昔、ある僧が、鈴(れい)をもち、「音がしなくなったら、入定(にゅうじょう・死去)したと思ってくれ」と言い残して土中へ生きながら入ったという、その伝説の地がこの聖人塚(しょうねづか)です。当地には、「六部(ろくぶ)のしょうがねもち、チンチン鉦叩け」という童謡がのこっていました。「六部」とは、各地の寺社をめぐり、お経を納めて歩いた僧のことです。
これと同様の伝説をもつものに、赤池5丁目の「お塚様」があり、ここでは子供を守ってくれるとか、できものを治してくれるなどとも言い伝えられています。
なお、現存するこの他の塚に、藤島町相山に享保14年(1729)の六字名号(「南無阿弥陀仏」)石塔が建てられた念仏塚があります。