【城巡り103】沓掛城跡！

6月の桑名城跡から約3ヶ月経過しました。

まあ、先月、100名城の一つ、群馬県の箕輪城跡もご紹介したことはあったのですが、愛知県・岐阜県・三重県という東海三県に限定した「城巡り」においては、久しぶりの記事といえます。

スタートは豊明市文化会館。炎天下の中、歩きに歩いて、ようやく到着！


沓掛城址の石碑もあります。


城跡は、結構広く、公園として整備されています。


公園の隣は浄土宗のお寺。


このお寺にも「沓掛城址」と書かれています。

生かされて・・・

鹿嶋神社から沓掛城址へ歩いているとき、大空が下りてきました。


周囲を見回しても、私を覆う青空！


見上げると、大きな空があり、ちっぽけな私を包み込んでいます。


ビルに囲まれていると、こんなに広い世界が私を包み込んでいるとは、なかなか気づくことができません。しかし、この大きな空でさえ、宇宙という規模で考えると、また、ゴミのようなちっぽけなものなのです。

そう考えると、我々は何を悩んでいるのでしょう？その悩みの大きさは雲の欠片ですらありえず、また、我々の存在ですら、宇宙の時間においては、ほんの刹那の瞬間でしかありえません。

偶然にも、選ばれ、刹那の期間、存命を許された存在。それが、今現在の生きとし生ける者の姿。その許された期間が過ぎれば、塵に帰るだけの存在なのに、優劣を競ったり、貧富を争ったり・・・滑稽にもほどがあるのではないでしょうか。

奇跡的にも生かされ、この世の中に長くて100年ほど、生きていることを許された存在。それが我々。なら、その幸運に感謝し、前向きに生きていくべきではないかと思うのですが・・・

鹿嶋神社

沓掛城址公園に行く途中、鹿嶋神社に遭遇しました。


その神社にあった看板！


この「沓掛」という地名は、在原業平が命名したとのこと。歩いていたからこそ発見した事実。もし、車で走っていたら、絶対スルーしていましたから。

コミュニティバス

前後駅から「沓掛城址公園」に行ってみることとしました。

沓掛城とは、今川義元が桶狭間へ向かう前日にいた城。といっても、ピンポイントで前後駅から沓掛城址公園へ行くバスはありません。名鉄バスは1時間後に近く（とっても十分離れている・・・）を通るバスがあるのですが、せっかくなので、100円で乗れるコミュニティバスにのってみることとしました。


で、到着したのが「文化会館」というバス停。


これが豊明市文化会館。


そして、これから15分間歩くこととなるのでした・・・先が長い。。。

前後。

「戦人塚」の最寄り駅は名鉄「前後」駅。

それにしても、「前後」って、変わった駅名ですね。

道のりは・・・

道を左折したところ・・・上り坂！


こんな坂が500mも続くと思うと心が折れます。本当、車なしで愛知県下を巡ることは、時に地獄の憂き目に遭遇することとなります。長～い道を登り切ったと思ったら、左折をして更に上ります。


右折をしたところ、更に、急な上り坂が・・・（涙）


登り切ったところの風景！下界がかなり下に広がります。本当、「どんだけ、山登りをさせるんじゃい！！」って叫びたくなります。


で、戦人塚の入り口に到達したのですが、まだ、階段を上らされるのです。


ようやく戦人塚・・・


何があるかというと・・・多くの戦死者を葬った塚。。。


これが「戦人塚」の小碑。


こんな時間に打鍵していると、霊障でしょうか、なんだか背筋が凍ります。布団にもぐって朝を待つこととします。

ようやく・・・

炎天下、歩き続けて、ようやく「戦人塚」の看板が！


でも、「この先　事故多発注意」だそうです・・・

猛暑！

今日は本当に暑かった・・・

もう、秋かと思うような涼しさに騙されました。腕とか、日焼けして大変でした。

螺貝！

中京競馬場前から1キロ以上歩いて「戦人塚」に向います。

その途中、「螺貝」という交差点がありました。隣の名古屋市緑区にも「ほら貝」という地名があるのですが、豊明市前後町にも「螺貝」という地名があります。やはり、戦国時代、戦に「法螺貝」がつきものだったために、このような地名が各地に残ったのでしょうか？

境界に・・・

ここが「名古屋市」と「豊明市」の境界線。


豊明市サイドから撮影したのですが、「回転割烹　寿司御殿」の行列がすごい！というか、ここは建物が名古屋市で、駐車場が豊明市なのでしょうか？回転寿司ではなく、回転割烹っていうのは何なのでしょうね。興味があります。