今日は三井アウトレットパーク入間に行って、家族で回転寿司で夕食を食べ、箱根に行く準備としてガソリンを入れてきました。
アウトレットでの買い物、食事、給油のそれぞれでカードに溜まっていたポイントを使ったところ、1,000円以上割引になりました。アウトレットカード、楽天カード、Tポイントカードなど、都度都度提出を求められるので、断るの面倒と思い、言われるがまま、画面に表示されるままに提示し続けた結果です。
「1,000円程度で大袈裟な・・・」と言われるかもしれませんが、銀行員のクセとして、「定期預金の金利が0.002%だとすると、金利で1,000円稼ごうとすると、5,000万円を1年間預けなければならないのか・・・普通預金なら0.001%なので1億円か。でも、金利の20%は国税、地方税で引かれるから、更に上乗せしないとダメなんだな~」と思ってしまいます。
或いは、ガソリンを入れた際、依然、頂戴した「ガソリン3円引き」のクーポンを使ったところ、21.52Lということで64円引き。そう、320万円を定期預金にして1年間預けると税抜き前で付与される金利分。320万円の倍以上の借金はあるけど、定期預金では320万円も持ってないし。
この囲い込みが激しい世の中では、情報に長けた方が、お得に生活できることもあります。とはいえ、敬虔なる仏教徒がポイントを獲得するために血眼になってお店を漁るのはあまりに醜い・・・当に、我欲の塊。貴重な人生を構成する大切な時間を、ポイントの損得勘定に浪費するのは部分的な自殺行為にも思えてしまいます。なんせ、我々人間は突然死ぬのではなく、1秒、1分、1時間、1日、1ヶ月、1年といった時間を消化して、寿命に向かって徐々に死んでいるわけですから。
だからこそ、「得した、損した」と一喜一憂すること自体、人生の無駄遣いだし、毀誉褒貶に対して自慢したり、妬んだり、悩んだりすること自体も、人生の浪費と言えます。自然体でいるのがちょうどいいのではないかと思います。
といいつつも、私はまだまだ我欲まみれ。「ポイント使って1割引きだよ!」って嬉しく思ってしまう自分が情けない、、、