気が付いたら、武蔵野大学大学院の第1回合格発表がなされていました。
12月16日に発表だったのね。気が付きませんでした。それにしても、なんだ、合格率がかなり低くなったような・・・人間学専攻は最後の下2桁が52番なのに合格者は28人、実践福祉学専攻が同15番で7人、仏教学専攻が同9番で5人、環境マネジメント選考が同9番で7人。下2桁の合計85番で合格者47人。競争率1.8倍!昔は、受験者の多くが合格していた印象があるのですが、気のせいだったのでしょうか?
合格した方はおめでとうございます!とはいえ、浮かれていてはいけません。まだ、入試という目先のハードルを越えただけ。院生としての学びは自分次第。頑張ればそれなりの成果物ができるし、流せばそれだけの成果物しかできないし、もっと流されれば単位すらとれないし・・・通信制の大学院ってそんなもの。通学制と違って、自律心がなければ、誰も叱ってくれないし、誰も励ましてくれない。孤独の戦い。無論、SCとか出席したり、レポートで先生とコミュニケーションをとったりすれば、違ってくるのでしょうが、「大学院に行かずに安上がりで学位を取るぞ!」ってミニマムコストで修了しようとすれば、結局、自分のフィールドに引きこもることとなり、あまり、思い出の残らない院生生活を過ごしてしまうかも。今のうちに、十分学生生活をシミュレーションしておいてください。
残念にも不合格の方、頑張ったでしょうが時利あらず・・・そういうこともあります。で、ここで諦めるか、捲土重来を目指すか。せっかく、挑戦したのだから、合格するまで頑張って欲しい。ただ、やみくもに頑張るのではなく、私が産能でやったように、通信制大学から復習して、力を付けたのちに院を目指すのも、急がば回れということで、逆に、早く合格できるやもしれません。合格できるだけの、説得力のある「シナリオ」を組み上げて欲しいと思います。
喜びに浸っても、悲しみに暮れても、結局1日1日、人生は消費され、1日1日死んでいます。何もしなくても1日ずつ死んでいくのが、我々に与えられた運命。とある、若く、前途ある芸能人が亡くなり「残念だな~」と私も思いますが、かく言う私も徐々に命を削っているのです。期間が長いか、短いかというだけで、何もしなければ、結局、私自身も「残念だな~」と思われてしまうだけ。(といいながらも、30年ほど前?身近な人から小さい時の彼女の話をよく聞かされたので、本当、訃報に接した時は驚きましたし、残念と思うのですが・・・)
今、この時を生かされていることを感謝し、頑張れることを頑張れればと思います。