昨日は、晴天の恵まれて名残りの紅葉を求めて、遅ればせながら奥嵯峨の祇王寺を訪れました・・・
祇王寺は、竹林と楓に囲まれたっつましいやかな草庵で庭一面に苔が美しいですが
秋の紅葉シーズン後半には、散もみじで覆われるので、この名残りの風景を求めての出会いです!
幸いにも一部に名残りの楓が残っており、また竹林にも黄のもみじ色が美しく映えています!
草庵内では、平清盛、祇王、祇女などの仏像を見ながら、吉野窓から映る静かな景色を楽しみます・・・
また、庭師の方が苔の上の散りもみじを清掃され始めており、明日から庭全体の散もみじが取り除かれて、
やがて緑一面の苔に蘇るとのことでしよう!(散りもみじに出会うのは今日限り?)
なお、苔は雨上がり及び朝は朝露を含んできれいとの事・・・
2022.12.8 祇王寺
竹林に黄色の楓が映えます・・
草庵内の「吉野窓」・・・影が虹色に見えることから「虹の窓」とも称されています!
蹲に赤いモミジが・・・
水琴窟から、澄み切った音色が・・・
平清盛公の五輪塔など・・・
祇王寺の正面
祇王寺の入口(拝観料300円を)
通路は竹垣越しに草庵を望む・・・
祇王寺 (ぎおうじ)は、 京都市 右京区 の 奥嵯峨 にある 真言宗大覚寺派 の 仏教寺院 。
寺自体は 尼寺 で、山号 は高松山。 院号 は往生院。 本尊は 大日如来 。
法然 の弟子・念仏房 良鎮 が創建したと伝えられる 往生院 の旧跡 です!。
「平家物語」に登場する平清盛の寵愛を失った祇王が、妹の祇女、母・刀自とともに尼僧となり生涯を過ごしたと伝えられています。
本尊は、大日如来のほか、鎌倉時代の作とされる清盛、祇王・祇女らの木像を安置されており、祇王、祇女、母・刀自の墓といわれる
宝篋印塔や清盛の五輪塔があります。