桜、山吹、藤・・・と花々が続きますが、次はアヤメ科の花で一番早く咲くことから「イチハツ」の花に出会いした!
京都御所から北に向かうと「御霊神社」がありその境内や外周に紫色のいちはつが咲き乱れています!
古来、火除けや風除けの花として知られ、杜若によく似ていますが水辺でなく陸地に育つようです!
実は、戦前まで賀茂川上流から引かれた水が神社外堀に流れ出て杜若が咲いていましたが、
戦後になって水が来なったので、そこで氏子さんが杜若に似たいちはつを植えられたとか・・・
また、御霊神社の御霊祭が昨日に神幸祭があり、18日には還幸祭が予定されており、三基の神輿と
天皇から寄進されたと言われる御車(牛車)が巡行し、御所の中にも巡行されるようです!
2023.4.29 御霊神社の「いちはつ」の群生
江戸時代に尾形光琳は、この神社の北50mにお屋敷があり、国宝「燕子花図」は、この神社の燕子花を参考にしていたのでは?
境内にて
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外周の群生
紫色が素敵・・・
境内の灯篭とつつじ
御霊祭の三基の煌びやかな御神輿
御神輿と本殿
外周のいちはつ
本殿
入口の石の鳥居