昭和40年代前半、呉線の大型蒸気を求めて沿線でC59、C62を撮る間に必ず昼は糸崎機関区、
夜は広島機関区を訪れるのが常でした。
糸崎機関区では、当時はC59161,162,164の3両が活躍していましたが、庫には多くの一休車のC59を見かけました。
機関区では職員の人とよく話をしてSLの事を色々教えてもらったりで楽しい一時を過ごしました。
また、キャブの上に乗せてもらってレギュレーターや逆転機、ブレーキ弁、給水装置など運転に係る仕組みを見学できました。
特に印象に残っているのは、当時でも既にSLにATSが設置されており調整の苦労話等を聞きました!
(小生は当時、アンプを組み立てたり、アマチュア無線など電気に興味があったのでATSも自然と興味深かった)
ーーーなどと、当時は見学する人もほとんど無かったので、機関区では親切に対応していただきましたが、
今では考えられないようなのんびりした時代でした!
今日のフオトは、寝台急行あきのヘッドマークが誇らしげに機関区で出番を待っている待機中のC59162です。
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