昨日久しぶりに「マディソン郡の橋」の本を読み、Blogに書いたためか、
ちょっとだけ「不倫」に興味をもち始めた私・・・(笑)
フランチェスカとロバート・キンケイドの純粋な恋は、美しく素敵に思える。
確かに「不倫」という響きはイメージが暗い。
女性が「家庭のある人を好きになってはいけない」と思うように、
男性も「家庭を壊すようなことはしたくない」と考えていると思う。
ところが、感情と理性が一致しないで、
愛する気持ちがどんどん膨らんでしまうのが、
「不倫の恋」なのかなと思う。
フランチェスカの気持ちがそうであったように。
最近、TVや雑誌の「人生相談」で不倫の相談が多い。
人には言えない恋。 結婚を望めない恋。
それだけに、いったんネガティブになると、
どうしようもない絶望感におそわれるのだと思う。
一人で悲しみや不安を抱え込んで眠れない夜を過ごす。
思い余って「人生相談」という流れになるのだろう。
不倫の恋は二人が共犯者だと思う。
女性だけが被害者でもなく、男性だけが加害者でもない。
ある本に書いてあった言葉を引用すると・・・、
「両方とも必要なんだよ。妻もそして彼女も。
ただ、その愛は、はっきり違うと思う。
妻は毛布のように暖かくて穏やかな愛。
そして、彼女は炎のように激しい情熱的な愛。
どちらも僕には失うことができない」
という男がいる。
これは、不倫の恋をする大多数の男のホンネだろう。
いろいろな人生がある。
人それぞれ違うと思う。
ただ、私が思うことは・・・、
夫婦の絆は、簡単に切り離せないものである、ということ。
子供の問題もあるし、社会的な立場もあるし、
現実的な慰謝料というペナルティもある。
それらを全部クリアできる男性はそんなにいないのではないか。
私は、女性の立場として・・・、
不倫をして苦しい思いをするのは、男性、女性は同じでも、
その結末で、
心身ともにハンディキャップを負うのは女性ではないかと心配する。
また・・・、
「マディソン郡の橋」のなかの、フランチェスカと、ロバート・キンケイドのように、
誰も傷つけずに、美しく終わる4日間の不倫は羨ましく、
ちょっと夢みたりもする・・・