★☆ 愛しき時間(とき) ☆★

2007年に乳がんと肺がんを克復しました。
現在 ACTH単独欠損症(特定疾患)、糖尿病の闘病中です☆

絵門ゆう子さん、やすらかに…。

2006年04月06日 | 想い

絵門ゆう子さんが転移性乳癌のため亡くなられました。
残念な気持ちでいっぱいです。
謹んでご冥福をお祈りいたします・・・。

絵門ゆう子さんは、元NHKのアナウンサー(池田裕子さん)でした。
2000年10月に、乳癌の告知を受けられましたが、
西洋医学に疑問をもたれ、
「手術はしない」
「薬も飲まない」
奇跡をもたらすために、
民間療法を求めてさ迷い歩き続けられました。

癌に効くという高価なマットを購入したり、
癌に効くという情報には何でも耳を傾け、
お食事療法も試されましたが・・・・・、
1年後の2001年には、全身転移という悲しい結果となりました。

ご主人の説得で、ようやく病院にたどりつき、
抗癌剤治療をうけながら、
辛いリハビリを続けていらっしゃったそうです。
その頃、TV出演をしておられる絵門さんをお見受けし、
「あぁ、なんて明るく、優しく、穏やかなんだろう・・・」と、
同じ乳癌を闘っている女性として、
私は、とても尊敬し、見習いたいと思いました。

絵門ゆう子さんは、西洋医学の大切さを、
しみじみ語っていらっしゃいました。

全身転移の癌と共存しながら、
闘病体験をもとに講演活動や、エッセイストをして
ご活躍になっていらっしゃる絵門さんを、
陰ながら、応援していました。
「いつまでも、生きてくださいね」って・・・。
そして、それは、私への励みとなっていました。
絵門ゆう子さんの死で、今日の私はとても落ち込んでいます・・・。

多くの癌患者が経験するであろう困惑、恐怖、苦痛を包み隠さす描いた
絵門ゆう子さんの「がんでも私は不思議に元気」という著書を
私は購入したばかりでした。

乳癌の告知を受けられて、
すぐに、病院で治療をされていたら・・・、
今もお元気なのでは・・・と思うととても残念です。


☆ 絵門ゆう子さんの言葉より ☆
「早期発見、早期治療はもちろん大切です。
この点では私は落ちこぼれです。
でも、進行してもいい、転移してもいい、再発してもいい、
そんな状態でも生きれる道は
ちゃんと自分で見つけられるはずだというところに、
スタンスを置いて生きて生きたいな、と思っています。」


絵門ゆう子さん、お疲れさまでした。
体は楽になられましたか?
  貴女の笑顔が忘れられません。
      どうぞ、やすらかにお眠りください・・・





Comments (2)
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