★☆ 愛しき時間(とき) ☆★

2007年に乳がんと肺がんを克復しました。
現在 ACTH単独欠損症(特定疾患)、糖尿病の闘病中です☆

WBCに対する日米の温度差

2009年02月25日 | スポーツ
最近、WBCにおいて、日米に温度差」があるということを耳にします。
最初、これを聞いた時は、
「何故なの?」と(こちらこそ)不思議に思いましたが、
その国、その国によって、「WBC」に懸ける思いが違うのかもしれませんね。

日本では、WBC代表は、2月16日から宮崎でキャンプをはじめ、
連日4万人前後が駆け付け、大盛り上がりでした♪
テレビや新聞も連日この話題で持ちきりです。
私自身、WBCの関連ニュースには釘付け状態です。


ところが、アメリカでは日本のこの騒ぎが理解できないようで、
「アメリカ代表がそろって練習をするのは3月2日以降なのに?」と、
ニューヨークタイムズ紙も取り上げているそうです。

「その国によって、好きなようにやればいいんじゃない?」とも思いますが、
アメリカは前回の第1回WBCにおいて優勝を逃し、
日本が(運良く)優勝したので、負け惜しみなどがあるのでしょうか。

アメリカにおいては、WBCは世界一決定戦だととらえられていなくて、
「WBCはベースボール発展のための興行であり、
ある意味オールスターゲームのようなエキシビションゲームととらえているファンや関係者が多い」
とのこと。

WBCは「World Baseball Classic (ワールド ベースボール クラシック)」の略で、
その「World」とは、『世界』という意味ではなくて、「航空会社」の名前とか。
サッカーのナビスコ・カップの「ナビスコ」と同じで、
単なる企業名をつけているとか?

アメリカの多くの選手はこの大会がシーズンへの準備の妨げになるといい、
昨シーズンの大リーグの20勝投手は4人とも大会に参加しないそうです。

「WBC」より「ペナントレース」を優先するといった傾向があるのでしょうね。

昨年、我がカープからドジャースに移籍した黒田投手も、
痛めた右肩を開幕に照準を定めて仕上げるという理由でWBCを辞退しています。
松井秀樹選手もチームに気を遣っているのか、第1回目も、今回も辞退しました。
メジャーの空気がそうなのでしょうか。

それを考えると、メジャー9年目のイチロー選手は堂々としていますね。
チーム内(マリナーズ)でいろいろ批判を受けながらも、
日本のために、母国を愛するがゆえに、
「辞退」なんておくびにも出さず、
3年前の第1回目から、日本代表としてチームに貢献しています。
私は、そんなイチロー選手を尊敬しますし、大好きです。

宮崎のキャンプでは代表チームのリーダーとして、後輩選手の指導にあたり、
「背面キャッチ」などのパフォーマンスを繰り広げて、ファンサービスをしていましたね。
アメリカとの温度差を一番感じているはずのイチロー選手が、
日本のために頑張っている姿は立派だと思います。

海の向こうでいろいろ言われても・・
第2回目を迎えるWBCが、目的の分からない、謎めいた大会と言われても・・

日本チームには、「連覇」という大きな目標があります。

選ばれた28人の選手が一体となって、
頑張ってくれることを祈るのみです。


昨夜の「日本代表対オーストラリア代表」の強化試合は、
<8-2>で、日本が快勝しましたね♪♪
今日もオーストラリア戦がありますが、松坂投手が先発予定だそうです。
絶対に観なくっちゃ!


 

 



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