マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

沖縄の夏2014(ファイナル)

2014年07月09日 | 喜働

翌朝。 今回、私の目的地の一つ、“対馬丸記念館” へ。

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この記念館は 朝9時から開いています。

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入館して直ぐの壁には 『いま「対馬丸」を語ること』 が掲げられています。

・・・ いまも世界では報復の連鎖が

  子どもたちから新たな夢と希望を奪っています

  この報復の連鎖を断ち切る努力を

  一人ひとりがすること

  これこそが、対馬丸の子どもたちから指し示された

  私たちへの「課題」ではないでしょうか

平和な今を生きる我々の 『責務』 について考えさせられる言葉です。

閣議は昭和19年6月に学童疎開を発表。

昭和19年8月22日長崎に向かう対馬丸は撃沈されました。 この事実には厳重な箝口令が布かれたのです。

撃沈から わずか49日目の10月10日、空襲で那覇は焦土と化しました。 海底に沈んだ1500名近くの人々。 その遺品も思い出の品も全て灰塵となったのです。

対馬丸記念館に遺品などが少ないのは 沖縄戦で多くが焼かれ破壊しつくされたからです。

沖縄の日本軍は沖縄県民を守ることはありませんでした。

サイパン島でも。 『集団自決』して重傷を負い救助された児童が、収容所で見た捕虜の姿。

それは、「捕虜になるなら自決せよ」と教えていた日本兵や国民学校の教師だったのです。

いまの日本は?

国民の命と平和な暮らしを守るのは武力でしょうか?

戦後70年近く経過して なお 武力に頼るのか?

国民を守る。 守るのは安全と繁栄?

ずっと大切なことは守るべき国民である、ということだと考えます。

守るに値する倫理観と品位を持つ国民であるべきだと。 

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