マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

私のトラウマ ②

2011年08月30日 | 喜働

鳥が苦手です。

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食べることは 大丈夫。 むしろ、好物なのですが、生きている鳥と、原型のままなのは苦手なのです。

ですから、『絵』 もダメですし、テレビを見ているときに 鳥が映れば目をそむけてしまうのです。 とりわけ、鶏は 私の天敵とさえ言えます。

中学生のとき、ちょうど酉年を迎えました。 元旦の新聞に、カレンダーが付いておりました。 それはそれは、ものすごく リアルな “ ニワトリ ” が描かれていたのです。 

もちろん、このカレンダーも含め、家の中に鳥の付いたカレンダーは残りません。

始業式で登校すると。 なんと! このリアルなカレンダーが教室に! それも、私の席のすぐ傍の柱に! 貼っていました。 誰かが、家から持ってきたのでしょう。

翌日。 このカレンダーは無くなっていました。 理由は知りませんが、朝早く出てきて、カレンダーを剥いで捨てた生徒が居たのだと思います。

そもそも。 何で鳥が苦手になったんやろう? 

考えるに。 それは私の御幼少期。 まだ幼稚園の頃。 家の風呂の煙突に、何かが詰まっているようで、親父が煙突を外して調べていました。 原因は、スズメが煙突で ローストされていたのですね。

この真っ黒になったスズメを、親父が ポイ と私に向かって放ったのです。 これが、相当 怖かったのでした。

それと、もう一つ。 母の実家に行く路地。 その途中で 鶏を飼っていたのです。 小屋はあるのですが、しょっちゅう 路地に放されていました。 こいつらが、かなり凶暴な奴らで、相手が大人しいとみるや、襲ってくるのでした。 幼かった私は、何度となく攻撃を受けたものです。

なんだか、ここいら辺から、鳥への苦手意識 (私にとってはトラウマ) が始まったように思えます。

まぁ、呑気な話ですね。

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私のトラウマ ①

2011年08月29日 | 喜働

先日の TV CM で、あるインスタント・ラーメンのパッケージが大写しされまして。

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見た瞬間に、のけ反っていました。 この商品には トラウマがあるのです。

それは 『出前〇丁』 。(というか、ここまで書くなら商品名を出せよ! 自分でも そう感じますね)  結構、ロングセラーの商品です。

トラウマの原因。 それは京都での学生時代。

バイトの給与日まで 残り二日間。 ここで、生活費が底を尽きました。 勝負に賭けたパチンコに負け、ついでに、日払いのバイトに出る体力さえも残していなかった私は、友人宅に転がり込みました。

「同様に金は まったく無い!」 と、友人の宣言。 「ただ、食い物はある」 と、押入れを開けます。 段ボールを指して、「実家から送ってきたものだから、自由に食べていいよ」

そこには、ぎっしりと 『出前〇丁』 が詰まっていました。

食べましたよ。 その日の 昼 ・ 夜 ・ 夜食。 翌日は朝から 昼 ・ 夜 ・ 夜食、と。

そして、次の日の朝。 また食べたところで、私は 吐いてしまいました。 ひ弱でしたね、色々な意味で。 人生には 多くの苦難があります。 この程度のことで 吐くとは、本当に情けないです。

そうして、以降は 『出前〇丁』 のパッケージを見るだけで、吐き気が・・・

本当に 情けない、私のトラウマ話でした。

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マンション被災 ③

2011年08月25日 | 喜働

火事の翌日。

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最優先の連絡先は損害保険会社。 状況を説明し、当面に必要な書類等を確認しました。 

続いて、補修見積りの依頼です。 今回の補修は、2年前に マンションの大規模補修を施工してもらった会社を指名しました。 その理由は次の通りです。

今回は、5階部分までタイルが剥げ落ちています。 補修は、当然に上の階まで及びます。 フッ素塗料を使用した壁面も塗装し直します。 バルコニーの防水加工も同様です。

これらの個所は すべて大規模補修契約の 『十年間保証』 対象となっています。 従って、今回の補修を他業者に行わせたら将来において不具合が発生した場合に責任の所在が曖昧になるからです。  気ぜわしい最中でしたが、理事さんに説明して了承を得て 当該会社に連絡したのでした。 いずれにしても、今回の補修額は 全額を保険で補填出来ると考えていました。

次に、損保会社の見解を被災した居室の方々に伝えました。 「原則、共用部分は保険の適用となります。 但し、共用部分にある個人所有物については対象外です。 具体的には、エアコンの室外機が相当します」  それでは、室外機などには どんな保証が?  それは、個人で付保している損害保険を適用することになります。

幸いなことに、被害を受けた居室は すべて個人で保険に入っていました。 消防署の担当者と話して、被害居室に 消防署宛の 『被災届出書』 を配布しました。 この届出をしておけば、いつでも 『被災証明書』 を収得することができること、それは必要に応じて 損保会社に提出すること、などを言い添えて。 余談ですが、集めた届出書は、まとめて 消防署に提出しました。 う~ん、俺って 結構マメな性格? 

それから? さて、何をすべぇ? なにしろ、火事の被災なんていう経験は初ですから、判断基準がありません。 こういうときは、どうすべぃか?  そうでんな。 冷静な第三者に相談して意見を求める、これで独断を防ぐのが私流です。 誰かに相談しよう!

もっとも。あちこちから電話が掛かってくるので、相談先には事欠かなかったのですが。

なかなか激動の日でした。

皆さん。  火の取り扱いには気をつけましょう。

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マンション被災 ②

2011年08月23日 | 喜働

先ず、家人を捜しました。

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間近に火災を見て、さすがに上気した様子の家人が居ました。 私を見ると、普段とは異なり、まるで 『頼りにしているわ』 というような眼差しを向けてきます。

思わず、これまでの私への酷い仕打ちも許してあげようか、とさえ感じたほどです。

手招きすると、素直に近寄ってきます。 何時もなら、『あんたが来んね』 という態度を示すのに。

「今から どうするの?」 と、質問されました。 これは、理事長として 何をするつもりか を問うているわけです。 さすが、理事長の配偶者!  というか、本当は 俺が理事長をしよることを、心底、不安に思うとるだけやろ?

「家(うち)の戸締りは?」 「してないよ」 「直ぐ、窓を全部閉めてから戸締りをしてきて」 先ずは、自宅のことを指示します。 率直に言うと、私から遠ざけます。

ここからは、理事長に徹っせな あかんで。

先ず、理事の方々の状況を確認。 防火管理者の H 理事は 消防団員ですから、火災の中に居ます。

居住者リストの管理をしている T 理事を見つけて、独居者の確認をしました。 火は燃え移っていませんが、共用廊下の煙がすごいのです。 窓を開けていて煙に巻かれたら、部屋で倒れているかも知れません。

一人を除いて、避難もしくは不在の確認が出来ました。 一人だけはカギが閉まって確認出来ません。 たぶん仕事に行かれているでしょう、と言っていますが、確かなことは まだ分かりません。

そうこうする内に、どんどん消防車が増えています。 いつの間にか マンション内は立ち入り禁止。 その処置を廻って、住民と消防団員の口論。 マンションの火災報知機は鳴り止まない。

色々なことが錯綜する中で、残っていた独居者が戻ってきました。 一緒に室内に入ります。 幸いなことに、窓を閉め切っていたので、室内には被害は無いようです。 それでも、焼けて変形した網戸、熱でひび割れた窓ガラスなどに、炎の脅威を知らされます。

火勢は衰えず、マンション被害の状況も不明です。 現場から出てくる顔見知りの消防団長に 被害概要を聞いて類推するだけです。 明日からの理事長業務(被害状況の把握、関係先への連絡や調整 etc.) が脳裏を駆けています。

「三男は?」 家人に尋ねれば、「火事を見に来てた友達と会って、遊びに行ったわよ。 マンションに入れるようになったら、連絡してって」

のんきな奴っちゃ。 もっとも、マンションにも入れないし、やることも無いんやろうけど。

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マンション被災 ①

2011年08月18日 | 喜働

未だ呑まないの? と身体から尋ねられる時刻。

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そろそろ、20時になろうかという頃。

音が。 消防車の音が。 近くに聞こえ、続々と聞こえ。 間近に聞こえる!

家人が三男とバルコニーに出れば、火は直ぐ そこに!

マンションの裏手にある民家から、炎が噴き出していました。 次々と消防車が到着しますが、放水は まだ数えるほど。

家から飛び出しました。 マンションの駐車場に駆けていくと、ちょうどロープを張って、立ち入り禁止にしたところです。

炎は一段と高くなって、マンションの壁に燃え移ろうとしているかのようです。 時折、その炎が、マンションの一面を包むかのように広がって見えます。

マンション前の広い歩道は雑踏と化しています。 混乱する住民。 もっと混乱して、指揮系統が機能していない(かのような)消防団員。 鳴りやまない火災報知機。 駐車場に車を置いたままで、呆然と眺める所有者。 

理事長の私がするべきことは? 何を為すべきなのでしょう?

 

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