マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

命の次に大事な

2007年02月28日 | 喜働

サッポロビールを傘下に持つサッポロホールディングスに対し買収提案をしている米系投資ファンドの日本法人代表が新聞取材に応じた記事から。

同代表は、買収の理由について、「経営陣への信頼の証。潜在性に投資する」 と答ええています。 「サッポロ経営陣が今後、企業価値を向上させることを期待しての投資だ」 と説明した後に、次のように続けました。

「命の次に大事なお金を、企業価値を毀損するために投資はしない」 。

今日のテーマは、『命の次に大事な』 です。 本当に、お金は命の次に大事なものなのでしょうか?

人それぞれの価値観はあるでしょう。 しかし、『命の次』 かな?と思います。

確かに、お金が無いことは本当に苦しいものですね。 お金には有難みがあります。 決して粗末には出来ません。 そして、お金はたいへんにデリケートです。 具体的な 『モノ』 ではなく、全ての財を象徴しているようです。

お金を大切にすることは、本当に重要なことです。 大切にするとは、無駄に使わないこと。 そして最も金銭を生かすことは、使うとき思い切ってこれを使うことです。 喜んで、すぐに金銭を出すことが、金銭を生かしお金を働かす事になります。

でも、お金も 『モノ』 ですから、あくまでも道具であり手段です。 それが目的のようになってしまうことには、大きな疑問を感じてしまいます。

私には、お金よりも大切なことが沢山あります。

皆さんは、『命の次に大事なものは“お金”』 だと思いますか? 

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半年間の持続

2007年02月27日 | 喜働

昨年の8月27日から、この 『マンション管理士日記』 を休まず続けています。 今日で、ちょうど半年が経ちました。

途中、出張や正月を挟みましたが、途切れることなく続けています。

ノート型パソコンだったら、もっと楽なのかなぁ、と感じたこともあります。 しかし、「継続するか否かを決める」 のは道具ではないと思うようになりました。 どんな便利な道具を持っても、意志がなければ続きません。

「たかがブログ」 ではありますが、何かを半年間、休まずに続けることが出来たというのは、少し自信が持てる実績になりました。

自分や家族、友人、クライアント、お取引先、そして多くの学びの友と向き合うという作業を毎日続けてきたと感じています。

これからも、『持続する意志』 でありたいと思います。

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午後5時の起業

2007年02月26日 | 喜働

昨日のブログに書いた千本さん。 今回の3度目の挑戦を、『午後5時の起業』 だと言っておられます。

「人生を一日に例えれば、64歳は夜の8時かもしれないが、気持ちはまだ午後5時。 日は残っている」 これも千本さんの言葉です。

還暦世代の挑戦とは、本当に頭が下がる思いです。 50代は、もっと頑張らなくては。 ましてや、40代に至っては!

千本さんの経営する 「イー・アクセス」 は、厳しい市場環境の中で、昨年の10~12月期で5億円の連結赤字だったそうです。 けっして余裕のある経営環境からの挑戦ではないのです。 それだけに、価値のある起業だと言えるでしょう。

尊敬する大島修治さんの経営哲学の中に、『仕事は“三念主義”で』 という哲学があります。 三念とは、「丹念、情念、執念」 です。 このなかで、『情念』 を思い起こしました。

『”情念”なき仕事に進歩は無い』。 仕事は情念をもってすべし。 情念の“情”とは”情熱”であり、“念”とは“今の心”である。 仕事に臨み、燃えるような情熱を持ち、いま、ここに、しっかりと心を持って当たること。

千本さんの挑戦に、燃える情熱を感じます。 心からの声援を送ります。 そして、自らの心にも負けないくらいの“情念”を燃やしたいと欲します。

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挑戦

2007年02月25日 | 子育て

携帯電話市場に参入する 「イー・モバイル」 。 新規参入は13年ぶりだそうです。 イー・アクセスの千本会長が挑む三つ目の通信ビジネスです。

その千本会長は64歳。 24年前にNTTを退社して 「第二電電」 を創業。 そして1999年に創業した 「イー・アクセス」 は、まったくのベンチャー企業でした。 創業5年目で、当時としては最速で東証一部に上場させました。

千本会長の 『挑戦志向』 は、氏が20代で経験したアメリカ留学が影響していると聞きます。 学生寮で同室になった紳士的な白人青年から職業を尋ねられました。 「日本で唯一最大の独占企業で働いている」 と自慢げに答えると、相手の青年が汚いスラングで吐き捨てるように言った言葉。 「くそ野郎」

なぜそんな言葉を浴びせられたのか分からなかったが、半年ほど経って気付いたそうです。 『優秀な卒業生ほど名前も知らない企業に入り、自分の人生を切り開く。リスクをとって大企業と競争する人間こそ尊敬されるんだ』

欧米で目指す教育。 それは、起業できるタイプの人間を世に送り出すこと。 欧米で尊敬を受けるのは、ベンチャーで起業する人間。 大企業や役所を志向しがちな日本の教育とはかなり異なるようですね。

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政令指定都市

2007年02月24日 | 民生委員

2年前のデータですが。

政令指定都市は全国に13都市(現在は15都市です)。 国内の約1.6%の国土に、16%の人口が住んでいます。 その人口は、約2,100万人だそうです。

政令指定都市では、国土に占める人口の比率は圧倒的と言えます。

福岡県には、北九州市(1963年に指定)と福岡市(1972年に指定)という2つの政令指定都市を持っています。 県内人口(506万人)の内で、両市に住む人は48%と約半数になります。

これだけ人口が集中していると、子育てに関する課題も集中します。

民生委員で活動していて、特に気になるのは、母子家庭と父子家庭の世帯数の多さです。

年を追う毎に増加しているという実感があります。 最近、母子家庭の子どもがシングルマザーになったというケースに続けて遭遇しました。

政令指定都市は各種手当てが充実していると感じます。 それが離婚を安易なものにしているとすれば、少し考えさせられます。

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