マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

孤独死予防 ①

2008年10月31日 | 民生委員

団地(集合住宅)における 『孤独死』 の問題は深刻です。

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こうした問題になると、門司区で餓死した男性のことが取り上げられる機会が多いのです。 そして、多くは 北九州市の保護行政が非難されることになります。 今回 読んだ本でも同様でした。 このイメージが定着するのは市民としてイヤです。 生活保護の実態など、対外的に伝えたい気持ちにも なります。

でも。 今日は 保護行政ではなく、孤独死予防について。

文中で紹介された、ある団地が作成し実行した 「孤独死ゼロ作戦(4つの課題)」 。 少し長くなりますが、引用します。

1.孤独死を発生させる社会的状況を見極める  ①高齢化の進展とひとり暮らしの増加  ②都市化に伴う近隣関係の希薄化  ③核家族化の普遍化(最後はひとり暮らし)

2.孤独死の実態把握  ①ひとり暮らしの実態把握と 「あんしん登録カード」 集約  ②事例を深く知り、学んで生かす(事例研究)   ③サービス制度、システムの活用

3.8つの対策  ①孤独死した場合、早期発見・早期対応  ②65歳以上ひとり暮らし 「あんしん登録カード」 の呼びかけ  ③ひとり暮らしへの対応(訪問、助け合い活動、見守り活動、安否確認、各種サービス制度の紹介、介護保険の活用等)  ④「通常時」 および 「緊急時」 のネットワーク  ⑤「向こう三軒両隣り」 の呼びかけ(地域コミュニティの推進)  ⑥福祉よろず相談業務の充実  ⑦関係団体との連携  ⑧行政との協働と役割分担

4.いきいき人生への啓蒙、啓発  ①地域福祉の事業活動への参加  ②ボランティア活動への参加  ③「とじこもり」 をなくし、出会いの奨励  ④「あいさつ」 運動のよびかけ  ⑤仲間づくりへの配慮  ⑥ユーモア感覚の開発と 「笑い」 の効用研究  ⑦配偶者を亡くしたあとの 「立ち直り」 への励まし  ⑧ 「死への準備期間」 の研究(死をタブー視しない)  ⑨ 「快食」 「快便」 「快眠」 の推奨  ⑩その人に見合う運動、スポーツの実行  ⑪生活習慣病の予防  ⑫その他

この作戦の真意はコミュニティ作り。 孤独死を予防する決め手は 「近所づきあい」 。 その第一歩として 「あいさつ運動」 を提唱しています。

良いですね。 ユーモア感覚の開発と 「笑い」 の効用研究、なんてとってもステキな発想です。

だけど、コミュニティ作りは良いけれども 難しい。 だから、あいさつ・ユーモア・笑いから入って行くのが大切ですね。

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混雑緩和

2008年10月30日 | 喜働

ローカルな、地元の話です。

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ここ何日間か。 国道3号線の黒崎付近で 車の混雑が緩和されています。 駅前に向かって、上り・下りとも混んでいたのが 嘘のようにスムースに流れています。

何故? それは、明らかに通過する車両数量が減っているからです。 そして、その理由は、工事中だった 『黒崎バイパス』 が 部分開通したことです。 一週間位前の開通でした。

まだ部分開通です。 片側2車線になりますが、今は1車線で運用中。 そう。 出来上がった方だけを先ず通しているのです。 区間も、陣原から黒崎駅の裏あたりまで。 全体区間の50%程度でしょうか。

それでも、混雑は驚くほど緩和されました。 実際に 『黒崎バイパス』 に乗ってみれば、バイパスは それほどの交通量でもないのです。 だけど、3号線を走る車両が ほんの少し減るだけで、こんなにもスムースになるのですね!

今、下り方面のバイパス入口ついては、3号線の走行車から判り難いと思います。 それでも そこそこの量の車が走っているのは、バイパス周辺の企業からの車が中心だからでしょう。

混雑が減って。 不思議な光景です。 早朝の黒崎駅前をみるような。

ここは 旧長崎街道。 宿場町 黒崎宿は 交通の要地でした。 その名残か、今でも黒崎を通り抜ける道は少ないのです。 「すべての道は黒崎に通ず」 といった感じでした。

その上、生活道路と産業道路が同じです。 混むのも当然でしょう。 だけど、そう言われ出してから長い年月。 やっと産業道路を別にして、これで混雑も緩和。 黒崎への または 黒崎からのアクセスも ぐっと良くなりそうです。

もっとも。 これが黒崎再生の契機に、なんてことにはなりません。 とっくに時期は逸しております。 二十年以上遅いですね。

異常な交通混雑と駐車場の絶対的な不足。 これが、モータリゼーションの発達と共に黒崎が衰退した要因です。

今回で混雑は緩和され、次は駐車場? いいえ。 駐車場は まったく必要無いのです。 買い物客は来ないから。 今回も、『通過車両』 の混雑を緩和したに過ぎないのです。

なにしろ、黒崎に住む私たちが 映画を観るのに郊外へと車で出掛けないといけないのですから… いま、黒崎に映画館は ひとつもありません。

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か・き・く・け・こ

2008年10月29日 | 喜働

モーニング・セミナーの講話から。

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繁栄する企業の 『か・き・く・け・こ』 。

か … 感謝しよう・感動しよう

き … 気遣いと気づきを大切に

く … 工夫し改善しよう

け … 健康を大切に

こ … 恋心(人生に、生き方に、商品に、お客に、社員に 惚れる)

石川さんは 沖縄で事業をする上で、この 『か・き・く・け・こ』 を 大切にして発展してこられたそうです。

また、『明・元・素』 になろう、とも。 これは、「明るく」 「元気に」 そして 「素直に」 。 幸福になる秘訣。 この反対が、『暗・病・反』 。 「暗くて」 「病的で」 そして 「反抗的」 。 不幸になります。

すべては 自分の心次第。 「シェアでトップになる」 そう決めたら、強く決心すること。 そして、言い続けることだそうです。

社長の仕事は方針を掲げること。 理念(不易)と方針(易)。

最後は、自分自身を励ましてくれた歌として、「アンパンマン」 を歌って頂きました。 何のために生まれ、生きているのか? 勇気を持って 一歩を踏み出そう、と。

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仏壇の手入れ

2008年10月28日 | 喜働

来月、母の一周忌です。

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久し振りに 仏壇を 掃除しました。

先日の新聞にあった 「仏壇・仏具の手入れ」 という記事を 切り抜いていました。 この内容を参考にして、仏壇の手入れを開始しました。

金箔部分を素手で触るのは絶対に厳禁。 そう書いていたので 軍手を着用。 よし。

対がある場合は 一度に分解せずに、片方は完成見本として残しておく。 なるほど。 実行。

はめ込み構造の仏具は 下から持つのが鉄則。 抜け落ちないように。 これも実行。

あれこれと外しては拭いていくと。 けっこう 汚れていますね。

母親も同じように手入れをしていたのだろう、と考えながら。 「どうぞ家族を見守ってください」

来月、東京・大阪・松山などから親戚が来てくれます。

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赤ちゃん訪問事業 ③

2008年10月27日 | 民生委員

三日間の 『経営指針成文化セミナー』 で、頭をスクランブルされてきました。 大いに学び、知己(というか同志)も得ました。 充実の研修でした。

熱い講師陣と真剣な受講者に恵まれた研修でした。 お陰様で、経営指針の原形が出来上がりました。 これから、仕上げをしていきます。

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さて。 今回の 「のびのび赤ちゃん訪問事業」 は良い企画だと感じています。

但し。 赤ちゃんを育てるのは夫婦です。 言うまでも無いことですが、それが基本なのです。

お母さんのサポートも大切です。 しかし、あくまでもサポート。 父親が積極的に育児参加することが大切です。 その啓蒙と教育が必要な時代だと言えます。

でも、それは とっても難しいことです。 それだけに、地道に確実に実施すべきではないでしょうか。 パンフレットを刷る事や大きなセミナーを開く事では 変化は期待出来ません。

もっと小さな単位で 父親が参加するような会合で考えたり学んだりしなければ、実効は期待できないと考えます。 小単位とは、地域や職場など。

そうなると、行政主導では困難です。 自身の子育てが 反面教師という側面も含めて貴重な体験と言える、そんなオヤジの出番でしょう。

労働者の多くを占める中小企業に務める父親に、どうやって家庭に関心を抱かせるか?

「のびのび赤ちゃん訪問事業」の研修を受けながら考えたことです。 60人以上の受講者中、僅か3名だった男性の一人として。

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