八幡西区 教育研究会・教育賛助会の 合同研修会がありました。
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講話の中で、今の子どもは 『自尊感情』 が低い、ということを話されました。 自らを尊ぶ気持ちです。 これが、『自尊心』 となると、「君たちと違って 私は偉い」 という感情が入るそうです。
『自尊感情』 は、“君もOKだし自分もOK” と感じる、他人の痛みがわかる感情です。
これは、「万人幸福の栞」 第16条の 『尊己及人』 に似た発想だと思いました。 「己を尊び人に及ぼす」
・・・ 最も己を大切にすることは、自己の個性を、出来るだけのばして、世のため人のために働かすことである ・・・
・・・ 己を尊ぶ心そのままを人に及ぼしてこそ、世界は尊敬の光につつまれ、愛の慈雨にうるおされて ・・・
『三丁目の夕日』 の時代は、地域に褒めてくれる大人が居ました。 駄菓子屋のオバちゃん、横丁の御隠居 etc. 子どもを褒めるとは、ある意味 無責任な大人だったのです。
ところが、今の子どもを取り巻いている大人は、ごく少数に限られています。 そうして、その大人たちの責任が重たい。 いうなれば、『責任ある大人』 に囲まれていて、他人の痛みなどを感じる機会が少ないというような話もありました。
参加者の構成で、教師向けの話も多かったのですが、非常に面白い内容でした。 講話会というよりも、ライブショーみたいな感じで、考えながらも笑わさせられる1時間20分でした。
講師は、福永 宅司 さん。 4年前まで小学校教諭であり、現在は 『子どもの学び館』 の代表者です。
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