マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

自分の器

2014年01月31日 | 喜働

福岡県倫理法人会 の 『純粋倫理学習会』 で、研修を受講しました。

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講師は、沖縄から来られた 元気な Ⅰ川 法人SV。

素晴らしい内容でした。 特に印象に残った話があります。

『自分の器』 について。

いま苦難だと感じていることでも、自分の器が大きくなれば それが苦難ではなくなる。 むしろ喜びになる。

器を大きくするにはどうするのか。 本気で生きること。 そのためには、倫理の実践。

貴重な講義、本当に ありがとうございました

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載せる派

2014年01月30日 | 喜働

香辛料が大好きです

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チューブ入り わさび パッケージに、『醤油溶けの良い』 と書かれているのを発見。

刺身を食べるとき、醤油には わさびを溶きません。

わさびを適量 刺身に載せて、醤油をつけて食す。

勝手に命名すれば、『載せる派』 です。

わさびの風味を生かし 醤油の香りも楽しむには、この方式が最適だと考えています。

だから。

この 『醤油溶けの良い』 わさびは、ついつい敬遠してしまいました

日本料理店に行っての楽しみは、本物の わさびで刺身を食べること。

かと言って、自分で粉わさびを練るほどのガッツは有りません  

病が高じて ざる蕎麦を食べるときにも、つゆに わさびは溶きません。 ネギもです。 味が変わると思うから。 わさびとネギは、蕎麦を食べる合間に箸休めとして つつきます

かように香辛料好きの私は、京都旅行の土産に 清水坂 七味家本舗 の七味を頂くと 思わず顔が ほころぶのです

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NG場面

2014年01月29日 | 喜働

エキストラの続編を。

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NGの話です。

撮影が進み、いよいよ最後のシーンです。 次のアポがあるため、登場シーンを先に終わらせて Gさんは出発しました。

セリフを言う S田さんの切っ掛けにするために、居なくなったGさんのセリフを O澤さんが演ずることになりました。

映るのは三人だけ。 私たちは周りで見学。

O澤さんの場面でも カメラは動いています。 もちろん、O澤さんのセリフ等は 編集でカットされる訳ですが。

スタート  N中さんセリフ(だけ)。 続いてO澤さん。 ここで、熱が入りすぎて、身体が前に倒れます。 

誰が見てもカメラの前まで頭が前進  カメラマンも、『あちゃぁっ』 という表情です。

「頭が入りましたので」 撮り直し。  だけど、次も! その次も!!

ここで、カメラマンがO澤さんに 「後ろに下がってもらえますか?」 と注文。

「O澤さん、使われないんですから」

周りから声が掛かりますが、すっかり舞い上がっている O澤さんには聞こえません。

さて。 ラスト・テイク!

信じられないことに、更に大きく 前に倒れるO澤さん  NGです。

動転しつつ反省するO澤さん。 気を取り直し再開。

と。 上空を自衛隊機の飛ぶ音が。 中断。 

再開。 今度は 表でエンジン音が。 中断。

それでも、やっと終了

私からO澤さんへの慰労の言葉。

「S田さんの緊張を和らげようと気を遣って、無理にNG出しましたね

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透きとおった乱暴さ

2014年01月28日 | 子育て

司馬遼太郎さんのことを続けます。

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『坂の上の雲』 で、秋山好古が 名古屋師範学校 付属小学校に赴任したとき。 

同郷の先輩にあたる主事の口を借りて、こう書いています。 要約します。

「教育者はすこし乱暴なほうがいい」 「透きとおった乱暴さが必要だ」 「こどもは精気のかたまりだからね」 「その精気に負けない精気でぶつからないとこっちの魂がこどもに沁みとおらない」

司馬遼太郎さんは、史実を調べ抜いて小説を書くなかで、推測の余地が大きくなる登場人物の発言には 思い切った内容を含ませることがあります。

そして、それが時代の啓蒙になることが多いのです。 しかも、その言葉は 何年も経過して なお 輝きを失いません。 

たくさんの人が司馬遼太郎さんの作品に魅せられる理由の一つでしょう。 私も その一人です。

この章が連載されたのは、昭和43年。

いま聞いても、教育の本質を捉え 警告を与える言葉だと思います。

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生産性主義

2014年01月27日 | インポート

司馬遼太郎さんとは、『街道をゆく』 で 今も一緒に旅しています。

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ある港町のホテルでの対応です。

少し長いのですが、引用します。

『 ・・・ 「何という名前の店ですか」 「タクシーにきけばわかります」 ぴしゃりと言われた感じだったが、これは名答だったかもしれない。 とくに生産性主義からいえばこれほどの名答はないと思われる。 回答者からすればどうせ町の地理に暗い旅客に本屋の屋号まで教えてもむだで、タクシーにそういえば連れて行ってくれるわけであり、そのほうがはるかに能率的である。 能率こそ現代の宗教ではないか。 宗教である以上に、人類はこの能率という思想によってほろぶであろうほどに、日本の経営者たちを物狂いにさせているものであり、その意味ではこの問答は中世末期に定形化された山伏問答のように、神聖教養に則ったものではないかとさえ思える。』

『能率主義の教義では、私は人間ではない。 多分に抽象化された「客」という種別に属するものであり、たとえて言えばコンピューターの言語であらねばならない。』

『ところが、経営者からみれば私は「客」にすぎなくても、私自身は人間だと思っているところに、養鶏場のような方式がホテル経営にまるまる当てはまらないところなのである。』

この章は 1972年10月から翌年の5月にかけて 週刊朝日に連載されています。 40年以上前。 私が高校生の頃ですね。

時代を超えた卓見だと感じます。

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