マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

二人の経営者

2006年04月28日 | 喜働

二人の経営者から朝礼の話を伺いました。 博多と直方で、業種も全く異なるのですが、2社とも同じ言葉を唱和していました。

 

「打つ手は無限」

  

素晴らしい名画よりも とてもすてきな宝石よりも もっともっと大切なものを 私は持っている。

どんな時でも どんな苦しい場合でも愚痴を言わない、参ったと泣きごとを言わない。

何か方法はないだろうか。

何か方法はあるはずだ、周囲を見回してみよう。

色んな角度から眺めてみよう、人の知恵も借りてみよう。

必ず何とか、なるものである。

なぜなら 打つ手は常に 無限であるからだ。

 

社員さん全員と、こう唱和して元気に仕事に取りかかるそうです。

 

もう一つ。聞くたびに元気が出る言葉です。

  

運命を切り開くは己である。

境遇をつくるも亦(また)自分である。

己が一切である。

努力がすべてである。

やれば出来る。


新年度

2006年04月27日 | PTA

PTA活動も新年度が始まって約1ヶ月。 新しい役員さん・理事さん・委員さんを迎えました。 心が引き締まる思いです。

皆さんの顔を拝見しておりますと、何度も夜遅くまで話し合って選出して頂いた選考委員さんの深い御配慮が感じられます。 本当にありがとうございます。

早速、委員総会・委員会・理事会・総会・歓送迎会と矢継ぎ早に続きます。 そうこうする内に、文化祭になってPTAバザーです。 慣れる間もなく巻き込まれる、といった感じですね。

こわばった表情で会議に臨んでいる方々も、1学期の終わり頃にはすっかり打ち解けて、新しい交友関係を楽しむようになってきます。 本当に、高校では中学までのPTAとは異なった雰囲気で活動しています。

生徒も大人に近づき、先生方の感じも違います。 だけど、何よりも 「これが最後のPTA活動」 という思いが、一つ一つの活動や委員会を感慨深いものにするからではないでしょうか?

是非、3年間継続して頂き、子どもたちと多くの感慨を共有してください。

昨日は理事会。 始まる前に、事務長から受け取る県P連の資料の山。

北九州地区P連(会長でした)の総会資料、県P連(副会長でした)の会議案内、さらには県安全振興会(副理事長です)の案内。 泣けそうなほど、たくさんありました。

P連は、あと少しで任期満了。 それだけを唱えながら耐えています。


母親の孤立

2006年04月26日 | 民生委員

民生委員を続けてきて困っていること。 個人情報保護の解釈です。 小学校や幼稚園に行って尋ねた場合。 何か問題があっても、個人に関わる部分は話してくれません。 少し、行き過ぎではないかと考えます。 行政から民生委員の守秘義務に関してPRしてもらいたいと思います。

不登校児童の在籍実態。 全国の小学校で42.5%、中学校で84.4%になっています。 全国の児童相談所で処理された 「児童虐待相談件数」 は、この4年間で約2倍に増えています。 不登校・児童虐待・非行・育児不安などの課題を抱える親子を、地域でどうサポートしていくかが、大きな課題になっています。

3歳未満の子どもを子育て中の母親対象の調査結果です。 半数が 「社会全体が子育てに無関心」 で、「社会から隔絶され自分が孤立しているように」 感じています。 約20%が、「不安や悩みを打ち明けたり相談する相手がいない」 と回答しています。

未就学児を持つ母親対象の調査では、相談する相手としての条件について、次のような結果が出ています。 子育ての経験がある(55%)、親の気持ちを理解してくれる(55%)、専門知識を持っている(42%)。

一緒に悩み、考えてくれる相談相手を求め、そして専門家のサポートも欲しいという姿が見て取れます。 また、そういう相手が居ない孤立感もあります。

現在、八幡西区の主任児童委員は48名です。 男性は私を含めて4名。 「経験を持った相談相手」 になっているのかどうかは不明ですが… 他地区の女性主任児童委員さんとは、そこそこ役割分担出来ているような気がします。

民生委員や地域の活動が、子どもたち、そして孤立した親のため役立てば何よりです。


親として子として

2006年04月25日 | 子育て

以前、福岡教育大学の横山正幸 名誉教授の講演内容を書きました。

アジアの国々で子ども達に質問です。 「神様が、あなたの願いを三つかなえてくれます。何を願う?」 と。 必ず戻ってくる答えは 「お父さん・お母さんがいつまでも健康でいること」 。

最近、韓国・モンゴル・中国などからの留学生に尋ねてみたら、答えは全く同じです。 まず間違いなく一番に言う答えは、これです。

日本では? 横山教授によると、この答えは皆無に近いそうです… 日本のお母さんに愛情が不足しているのではありません。 ただ、愛情が物に変換されているのです。 『成績が上がったから何々を買ってあげる…』 という風に。

今、親が疲れ子ども達も疲れています。 キレやすい子ども達。 教授は、睡眠時間の不足、過度のテレビ視聴を指摘しています。 豊かさは何を与えるのでしょうか?

池間哲郎さん。 フィリピンのゴミ捨て場で暮らす少女に 「あなたの夢は何ですか?」 と問いかけると、「私の夢は大人になるまで生きることです」 と笑顔で答えました。 この言葉に衝撃を受けた池間さんは、「出来ることは、やっていこう」 と心に誓います。 貧しさが原因で毎日多くの人々が死んでいきます。 1年間で1500万人。 そのほとんどは罪のない子供です。

池間さんは講演の最後に訴えます。 一生懸命生きてください。 一番大事なボランティアは自分が真剣に生きることなんです。

親を尊敬し大切にするのは、ただ一人の私の親だから。 私の命の根元であり、私自身の命だから。

親父が逝って11年。 月に一度は墓参りをしています。 以前は願い事も口にしていましたが、最近では 「家族はみんな元気です。安心してください」 と報告だけしています。


マンション管理士日記

2006年04月24日 | マンション管理士

マンション管理士日記、の名称でブログを書き出してから3ヶ月経過しました。平成18年1月26日スタートです。

「マンション管理」 「地域」 「子育て」 「PTA」 「民生委員」 そして 「勉強会」 について書いてきました。 マンション管理士とは直接関係ない内容と思われるかもしれませんが、私の中では、『地域との融合』 という概念で結び付いているのです。

分譲マンションは地域における 「社会資産」 です。 既に人口の1割以上が居住しています。 地域によっては、ずっと大きな比率になっています。 マンションの高層化に伴う引きこもり(これは事実だと思います)の問題。 そして閉鎖された空間に居住する独居高齢者の問題。

マンションは、一歩誤るとスラム化する危険性さえ内包しています。 コンクリートと鉄筋の固まりは、メンテナンスを誤ると崩壊します。 区分所有ですから、住民のコミュニティが無ければ合意形成されず、適切な補修もできなくなります。

マンションのスラム化は、地域の荒廃に結び付きます。 マンションが 「社会資産」 と考えるのは、戸建てよりも地域に及ぼす影響が強いからです。

私は、マンションの管理を通じて、マンション自体が地域コミュニティを牽引することを目指しています。 それは、子育てやPTA,地域活動などに繋がることだと考えています。

さて。 こんな拙い文章にも関わらず、読んで下さる方も増えてきました。 有り難うございます! いずれは、写真やら何やら貼り付けて楽しい雰囲気で…と考えていましたが、何も変えきれずに日が経っています。 3ヶ月目の反省です。