講演は、土岐圭子さん。 親業訓練シニア・インストラクターという、ちょっと聞き慣れない肩書きの方です。 親業訓練の原型はアメリカの臨床心理学者トマス・ゴードン博士が創りあげたもので、行動科学を基にしているそうです。
長くなるので、親業についてはここまで。
突き詰めると、親業とはコミュニケーション能力を高めることだそうです。 子どもの人間性を育て、確かな人間関係を築くこと。 特に思春期は、対等の自立した関係が大切になります。
大人も子どもも 「互いに人格と人権を尊重し合いながら生きること」 を具体的に実現させることが 『親業』 だと聞きました。
子どもも大人も、それぞれが別の人格をもった存在です。 感じ方や考え方が違って当然。 それぞれが、問題解決能力を持っています。
教育の目標とする所は、「自分で自分を教育することを手助けすること」。
一人では生きていけないのが人間です。 他者との関わりの中で成長します。
実感できる関わりを大切にしましょう、と言われました。 生まれてきて良かった、大切にされている、愛されている…
次に紹介するのは、最も印象に残った言葉です。
『子どもは、親の人格の成熟を促してくれる存在である』 。
本当に、心にピッタリと収まる言葉でした。 いつも実感しています。 全く、その通り。 土岐さんも子どもは三人だそうです。 私は、自分の一人一人の子どもに、本当に感謝しています。
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