母親の料理で強烈な印象があるのは、カレーライスとチャンポン。
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先ずカレーライス。 私たち兄弟が中学生と小学生の頃です。 母親の作ったカレーライスのルーが 『甘口』 だったせいで、あまりにも甘ったるく、「もっと辛いカレーにして」 と二人で言ったことがあります。
すると、母親は暫く考えてからカレーに塩をぶち込みました。 それを見た私たちは、もう二度と母の料理に口を出すまいと誓ったのでした。
別の日、母親の作ったチャンポンがとっても美味しくて、それは感心するほど美味かったのです。 「美味い!!」
感動して褒めました。 こんな美味いものが他にあるか、とまで。
すると、それから一週間。 続きましたよ、チャンポンが。
謝りました。 弟と二人で。 これは真剣に。 「もう、チャンポンだけは勘弁してください」 と。
母親はずっと働きづめでした。 忙しくて、子どもの料理どころではなかったはずです。 それを思えば、料理の美味い不味いを言うことは申し訳ないと、子供心に思っていました。
それでも、ついつい言ってしまった母の料理への思い出です。
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