マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

母の料理

2008年02月26日 | 家族

母親の料理で強烈な印象があるのは、カレーライスとチャンポン。

人気blogランキングへ  ← クリックを御願いします!

先ずカレーライス。 私たち兄弟が中学生と小学生の頃です。 母親の作ったカレーライスのルーが 『甘口』 だったせいで、あまりにも甘ったるく、「もっと辛いカレーにして」 と二人で言ったことがあります。

すると、母親は暫く考えてからカレーに塩をぶち込みました。 それを見た私たちは、もう二度と母の料理に口を出すまいと誓ったのでした。

別の日、母親の作ったチャンポンがとっても美味しくて、それは感心するほど美味かったのです。 「美味い!!」

感動して褒めました。 こんな美味いものが他にあるか、とまで。

すると、それから一週間。 続きましたよ、チャンポンが。

謝りました。 弟と二人で。 これは真剣に。 「もう、チャンポンだけは勘弁してください」 と。

母親はずっと働きづめでした。 忙しくて、子どもの料理どころではなかったはずです。 それを思えば、料理の美味い不味いを言うことは申し訳ないと、子供心に思っていました。

それでも、ついつい言ってしまった母の料理への思い出です。

人気blogランキングへ ← クリックを御願いします!

ブログランキングに参加中です


124年前の建物

2008年02月23日 | 子育て

リバプールの街に、ビートルズにちなんだホテルが営業開始したとテレビで報じていました。

人気blogランキングへ  ← クリックを御願いします!

その名も “A hard day’s Nnight” です。 廊下や部屋にも、彼らの展示物が飾られています。 もちろん、ホテル内ではそっくりさんのライブ演奏。 今も根強い人気のビートルズ。 ファンには堪らないホテルですね。

でも、私が驚いたのは、解説者が発した次の一言でした。 「1884年に建てられた建物をリニューアルしてホテルにしました」

1884年ですよ! 今から124年前の建物!

ものを大切にするというか、現代日本とは感覚が異なりますね。 英国だけでなく、フランスやドイツでも数百年前のシャトーが今でもホテルや住まいとして使われていますね。

石を使う建物と木の建物という違いでしょうか? だけど、正倉院は千二百年以上前に立てられた木造建築です。

やはり、文化というか考え方の違いではないでしょうか。 彼らは百年単位で考えているように感じます。 一方、今日の日本人は近視眼的過ぎるのでは?

そう考えれば、日本の教育問題も同様に思えます。 大切な教育の有り様が、目先のことだけで論じられ帰られているように思われてなりません。

教育とは、もっとどっしりとした方針が必要ではないでしょうか。

人気blogランキングへ ← クリックを御願いします!

ブログランキングに参加中です


児童虐待について ③

2008年02月22日 | 民生委員

講師は、虐待を受けている子ども達の特徴も話されました。

人気blogランキングへ  ← クリックを御願いします!

<身体的所見>

低身長、痩せている。 発育不良。

説明の付かない傷が新旧混在している。

皮膚や髪などが汚い。

衣類がいつも同じで季節感が無い。

<心理・精神的所見>

知的レベルが低く、言動が幼稚。

いつも他人の顔色を窺うような話し方をする。

声掛けに反応が少ない etc.(全部は書写できませんでした…)

一方で、親自身も虐待を受けていた事例が多いそうです。 『こんな親にだけはなりたくない』 そう考えていた自分が、親とまったく虐待を繰り返している…

世間や周囲の偏見も親を追いつめます。

『子どもの成長が親の通信簿』 『子育てが 「お仕事」 に変わった70年代』 『母性神話』

親自身のそうした環境には同情しても、子どもに当たることだけは許されません。

追いつめられた親は、子どもが全ての悪いことの原因と考えてしまうのだそうです。

とっても勉強になった研修会でした。 被害者である虐待幼児の写真には、本当に怒りを覚えました。 地域を見守り活動していきます。

人気blogランキングへ ← クリックを御願いします!

ブログランキングに参加中です


児童虐待について ②

2008年02月21日 | 民生委員

講話の続きはスライドによる写真でした。

そこで、驚きの映像を見ました。

児童虐待を撮ったものです。 もちろん、プライバシーに関わる部分は隠されていますが、傷などは鮮明に写っていました。

人気blogランキングへ  ← クリックを御願いします!

親として、その前に人間として乳幼児を相手に ここまで出来るのかという驚きと激しい憤りが駆けました。

身体的虐待。 タバコの火を押しつけた傷跡。 激しい殴打の跡。 次々と写される痛ましい映像。

ネグレクトによる発育不良。 栄養失調になった乳幼児は、老人のような皮膚になっていました。 栄養不足などによる骨の変形。

心理的虐待。 親に捨てられ祖父母に無視されて養育された幼児の無表情。

全ての加害者は実の親あるいは同居人です。 怒りを持たずに見ることは難しいでしょう。

しかも、これら多くの映像は、ある市立病院の小児救急センターだけの実例なのです。 この数年間に撮られたものです。 つまり、まったく氷山の一角でしかないのです。 それだけで、この多さ残虐さ。

医師である講師は、「被害者である幼児は話せないまま死んでいきます。親に殺されたと考えても、医師は死因解明に寄与できないんです」 と話されていました。 淡々とさえ思える話し方に、社会の病巣と矛盾に対する怒りを感じました。

そして講師の言葉です。 「親自身も病んでいます。虐待の世代間継承が起きているのです」 と。

人気blogランキングへ ← クリックを御願いします!

ブログランキングに参加中です


児童虐待について ①

2008年02月20日 | 民生委員

主任児童委員の研修で、児童虐待について学びました。

人気blogランキングへ  ← クリックを御願いします!

講師は市立病院で小児救急センターで勤務されてきた方です。 その実例とデータを基に話されました。 たいへん勉強になる研修となりました。

虐待の話の前に、現代の子どもが自律神経のバランスが崩れてしまっている、という事に触れられました。 その大きな原因は夜更かしにあります。 『早寝早起き朝ご飯+運動』 。 子どもに不可欠なこの要素が乱れている所に要因があるのです。

自立神経の崩れは子どもに大きな犠牲を強いてきます。 例えば、この小児救急センターで最年少の胃潰瘍は、なんと2歳6ヶ月の幼児だったそうです。

この状況は大人も同様です。 労働生産性で、米国を100としたときの比較で、ユーロは87、英国は83、OECD平均は75です。 そして、日本は何と71です! 睡眠不足が生産性を落としているのです。

さて、児童虐待について。

児童虐待は、次の4つに大別されます。

ⅰ)身体的虐待(多発外傷など)

ⅱ)ネグレクト(育児怠慢・放棄)

ⅲ)心理的虐待(言葉の暴力・無視)

ⅳ)性的虐待

その事例などは次回に。

人気blogランキングへ ← クリックを御願いします!

ブログランキングに参加中です