以前、福岡市の会社に勤務していた頃の話です。
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北九州市の黒崎駅からJR(当時は国鉄!)で通勤していました。
部下の(と言っても二人だけでしたが) Fさん という 女性は、大牟田市から 通っていました。 それも、住んでいる S町は、少し歩けば 熊本県との県境という所ですから、福岡県の南西の端ですね。 一方の私は、福岡県の北東の街から通っているわけです。
毎日、机を並べて 十時間。 一緒に居る時間が、家内より遙かに長いがな。
「大牟田市と北九州市やけねぇ」 と 私。
「少し前の時代なら、一生会うことも無かったやろうねぇ」
「それって、いつの時代ですか?」
「いつって、江戸時代。 いや、明治時代かな…」
数々の思い出から、印象深い逸話を一つ。
「私の兄は、けっこう 美青年なんですよ。 それで、私が、兄と同じ高校に入学したときの話なんだけど…」 と彼女。
「兄を良く知っている先生が 私の担任になって、入学式前に 私と初めて会ったとき、『Fの妹だから、かなり期待してたんだよなぁ』 って、ガッカリしながら 言ったんですよ」
「なるほど」
「そうしたら、隣に居た母親が すかさず、『この子は父親似ですから』 って言うんですよ。 ひどい母親でしょう! どう思います?」
「いや、とっても正直で良いと思うよ。 それより、お母さんに会わせてよ」
どうして大牟田のことを書いたかと言いますと。
来月の16日に、大牟田市倫理法人会に お招きいただき、MSでスピーチすることになったからです。 それで、思い出すままに 大牟田から連想する思い出を書いてみました。
Fさんは、東京に転勤して バリバリ頑張っています。
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