マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

未明のパンク ②

2015年02月21日 | 喜働
取説と一緒のパンフレットを見ると『24時間緊急対応サービス』!
事故、故障、パンク。
ほ~う。
電話をすれば直ちに応答が。
問われるままに、車種・場所・状況などなど答えれば。
「では、保険代理店にお繋ぎします」
てきぱきと噺は進み。
「40分で到着して お車は北九州に運びます」
「運搬費用10万円までは保険対応となります」
いやぁ、助かるねぇ。 後は待つだけ。
「何か御質問はありますか?」
私の返答。
「私は どうなるの?」
「車は保険対応ですが、お客様はご自身で」
そうやろね。 JRで帰ろうっと。
駅までの搬送を頼むのに豊前市倫理法人会の倫友に電話すれば。
「F城さんが来てますよ」
おぉっ! 盟友F城くんが!
こうして、帰りはF城くんとドライブ。
久々にゆっくり二人で昔話などしました。

未明のパンク

2015年02月20日 | 喜働
もうすぐ高速道路の出口。
ガタガタガタガタ。突然の振動。
『パンクやな…』
とは気付きましたが、運悪く出口までは片側一車線。
狭い上に、路肩がありません。
後ろには数台の大型トラック。
タイヤがダメになると諦めつつ、安全に止められる道の駅まで。
時刻は午前5時。
先ずジャッキを確認してスペアタイヤを、と。
無いねぇ。 どう探しても無い。
車載の取説を読めば、備品には含まれていません。
そう言えば。 購入時に家内からそう聞いたような。
どうやら応急処置セットで対処するらしい。
だけど、タイヤの傷み具合を見れば不可能でしょう。
さて、JAFを呼んで加入するのか?

若宮にて

2015年02月19日 | 喜働
10月から始まった福岡県倫理法人会『後継者倫理塾』の第2期。
7月の修了式に向けて折り返しとなる講座を若宮で行いました。
いつものように2泊3日。
若宮は玲瓏たる山々に囲まれ空気が澄んでいると実感します。
恵まれた環境の中。
2期生はチームとしてのまとまりが強くなってきました。
来月には第1期生も加わる『青年委員会』とのディスカッションを計画しています。
残された期間が塾生にとって実りある時間となるべく、工夫していきます。
S梨さんのサポートを受けながら、ね

素直な心

2015年02月11日 | 喜働
松下幸之助さんの著書『物の見方 考え方』より抜粋します。
   ☆    ☆
若い新聞記者との会話です。
   ☆    ☆
「まず記者に対して忠告なり、批判なりがありますか」
「私は記者に対しては、いろいろ意見があるけれども。大切なことは、素直な心で取材せねばいけないと思う」
「素直な心とはどういうことですか」
「それは私心のない心である。今の新聞記者は、どうも私心をたくましくして取材している。それは一面にはまた社会を益していることもあるかもしれないが、非常に社会を毒しているものがある。それはまわりまわって、やはり新聞社なり記者その人に返ってくる。というのは世間はそんなにバカじゃない。一時はごまかされても、あの新聞社は正直な報道をしない。一つの出来事を曲解して、自分の意思を入れて報道している。あの新聞は信頼できんな、こういうことになる。だからその新聞は一時栄えても、永遠には栄えないと思う。それは結局失敗ということだ。そういうことをしないように、私心を捨てて、正直に白は白として報道する。それが私がまず第一に新聞記者に望むところだ」
「たしかにそれはそのとおりです。しかしそれだけでは記事がおもしろくないでしょう」
「問題はそこにある。白いものを白としておもしろく読ますところに、新聞記者としての技能がある。白いものを黒くしておもしろく書いてみたり。黄色に報道しておもしろくしたりすることは、たしかにおもしろいかもしれないけれども、それなねつ造になってしまう。真実性がなくなる。真実性を失わずして、おもしろく読ますということは、文才もいるだろうし、また取材のしかたもあるだろうし、そこに新聞記者の手腕、力量というものがあるのだ」
   ☆    ☆
これは昭和三十八年(1963年)に刊行された本なのです。
   ☆    ☆
私たちが望む新聞とは。
偏見であっても、スクープ性のある記事やおもしろい記事なのか。
それとも素直な心で取材し曲解のない心で磨かれた真実の記事なのか。
良い新聞記者を育てるのは良い読者に尽きる、と考えました。