切られた木
を見て 思い出しましたが、
シェル=シルヴァスタイン
という
アメリカ人がかいた、
「おおきな木」
っていう絵本は、
かなしいけど 名作です
それは、主人公である・リンゴの木
が、
人間の男の子の
一生を見守る
という ものがたり。
<ストーリー要約>
男の子がまだ、小さい時、木と男の子は とても仲良しで、
毎日いっしょに
あそんでいました
男の子は、木になんでも話し、木も、男の子を やさしく見守りました
でも、
成長するにしたがって、男の子は 木のことをわすれはじめます
いそがしい学校生活
や、人間の友だち
、好きな女の子のこと
などで、
男の子のあたまは いっぱい
木のところになんて、
たまにしか
かおを出さなくなりました。
しかし、木は、男の子が来なくなっても、たのしかった日々を 思い出しながら、
男の子のおとずれを
ずっと
まちつづけます
やがて、社会人になった男の子は、
ある日、お金に困って、木のところに来ます
木は、自分の実を すべて男の子に与えました
男の子は、
リンゴを売って
お金をつくりました
次に男の子は けっこん(結婚)し
、家をたてたいと 言い出しました。
木は、
けんちくしざい(建築資材)として
自分の枝を
全部あげました
男の子は 家をたてました
さらに、おじさんになった男の子が、
「・・・かなしいから、どこか遠くへ行きたい。」
と
中年のひあい(悲哀)を うったえれば、
木は
「自分のみき(幹)を切って、舟を作っていいよ」
と
言ってあげました。
男の子は 木を切って舟を作りました
やがて、舟旅をおえて、おじいさんになった・男の子が
かえってきました
久しぶりの だい(第)一声は、「疲れた・・
」という、
ジジむさいものでしたが、
木は
すかさず
こう言ってあげました。
「私に腰掛けなさい」
と。
すべてを 男の子にさし出して、
切り株だけに
なってしまったというのに、
男の子が こしかけた時、
木は しあわせでした
みたいな お話。
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げんだい(原題)は、「THE GIVING TREE」です
しん(親)友だった木を、ぎせいにしつづけた・男の子の
身がって(勝手)さと、
そんな男の子に
むしょう(無償)のあい(愛)を
与えつづける
木の
たいひ(対比)・・・。
これが、
大人の読者を 引き込むポイントに
なっているらしいのですが、
クリンには、ナットク・いきません
キリスト教では
しょうれい(奨励)されても、
クリン家では
そのような 関係性は つうよう(通用)しません
あい(愛)を与えたら
、(GIVE)
かならず、あい(愛)をうけとる (TAKE)
一方通行じゃない・あいだがら
そこに
しん(真)のあい(愛)は 生まれる
と
言わせていただきます